ゴールデンウイークに入って初日。
ゆったりまったりしていたところ
突然のピンポーン
基本は知らない人は出ません。
宗教や訪問販売みたいのも
いまだに多いので。
2階に息子もいたのですが、
同じくピンポンスルー。
ところが・・・
ところが・・・
ところがっ・・・
ピンポンが
鳴りやまなーい
カメラ越しに鳴らしているのは
70~80代の男性。
う~~~~~~~ん
2階にいる息子もだんだん
ヤバイと思ってきたらしく
足音が挙動不審。
ただ、私のセンサーが
出たほうが良いと。
(通常、そんなことありません!)
ガチャッ!
「はい?」
「・・・あれ?
ここは・・・あなたのうち?」
あ・・・
これはもしや・・・Σ(゚д゚;)
「えっと、どちらのお家に
行こうとなさってました?」
「えー、どこだったかな・・・」
「お散歩中です??」
「えっと・・・たぶん」
「お家お近くですか?」
「えっと・・・」
「お名前教えていただいてもいいです?」
「川口(仮名)です」
「川口さん、ごめんなさいね。
実は私は川口さんの
お家がわからないんですよ
川口さんも思い出せなくてお困りでは?」
「うん、困るね・・・」
「じゃあ、色んなお家知ってる
お巡りさんのとこに相談に行きましょ」
「知ってるかな?・・・」
「少なくても
私より知ってると思いますよ。
一緒に行きますけど、歩けます?」
「いや・・・疲れちゃって・・・」
見ると、かなり歩いた感じも否めず
「車で行きましょうか」
「車で?」
「ええ。車だとすぐですから」
と、いうことで車にて
調布警察署まで向かいました。
車の中で、
①お名前フルネーム
②生年月日
③どの辺から来たのか
④家族構成、など
ドライブと称しながら
風景で覚えているものはないか
お聞きしました。
そして警察署に着き
状況と車の中で話した情報を説明。
「ピンポンなったのは何時くらいですか?」
「15時30分ころです」
「え?今16時ですが
30分しか経ってないですよ?」
「介護の仕事をしてたので
お話聞いてすぐに判断できましたので」
「なるほど!」
と、言う流れの中で
私の素性ももちろん聞かれたあと
いよいよ川口さんとお別れ。
「川口さん、お家帰れるといいですね」
「今後の流れですが。
まずはお名前でお探ししますが
独居の場合や施設入所の場合は
すぐに見つからない場合があります。
その場合は別施設のほうに
送致されることになります」
「なるほど、そうですよね」
「では、そういうことで。
ご協力ありがとうございました」
「え・・・?もう帰っちゃうの?」
「ごめんね、川口さん。
川口さんもお家帰ろうね!」
そういって、警察署をでました。
他にもたくさんのお家があるのに
なぜ我が家をピンポンしたのか・・・
家に帰ると息子が
「めっちゃ
こわかったー」と!
事情を話すと
「お母さんありがとう!
ホントマジこわかったから
いてくれてよかったわー!」と。
本当に怖かったね。
お疲れさま
※以下は情報です。
東京都調布市の情報
おそらくどの自治体でも
支援対策があるはずですので
機会がありましたら
ぜひ調べてみてください。
東京都調布市
徘徊のある方に
探知機を所持させることにより
徘徊者の位置を特定するサービスです
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