ガンダムアーティファクトは、全高55mmのサイズにオリジナリティあふれる独特なアレンジが加えられたシリーズで、数々の人気MSがラインナップされています。今回は全5種類あるシリーズ第3弾の中から「Zガンダム」を製作していきます。
 

 


2022年12月に発売されたシリーズ第3弾のボックスアートは、Zガンダムのバストアップと、ほぼ原寸大のキュベレイの完成写真が特徴です。パッケージサイズは実測で縦140mm×横100mm×幅40mm、重量は約80gと食玩らしくコンパクトにまとめられています。

 

 


取扱説明書は実測で縦150mm×横135mmの片面モノクロプリントが折りたたまれて収納されていました。説明書を見る限りおよそ50パーツで組み立てられるミニキットとは思えないような内容です。
 

 


キットは主に3枚のランナーで構成されています。Aランナーは腕部と腰部、そして頭部のパーツです。頭部のパーツはまるで米粒のように小さく、特にアンテナは何度もポロッと落ちて探すのにひと苦労しました。
 

 


Bランナーは中央と左右のリアウイングと、メイン武装となるメガ・バズーカ・ランチャーに使用します。そのほとんどがモナカ合わせのため、合わせ目が目立つのがウイークポイントです。
 

 


主に脚部パーツで用いるCランナーに加えて、一体成型のボディパーツが単独で付属しています。脚部はまるでランディングギアのような意匠が加えられた独特なアレンジが見ものです。またソーダ味のガムが1個付属しているところが食玩ならではです。

 

 

 


早速組み立ててみました。成型色はミリタリー色の強めなペールオレンジとなっているため、素組みだと工芸品的な雰囲気が漂っていて、アーティファクトの名の通りこのままでも十分見栄えがするものです。またレアカラーの蛍光ピンクバージョンもあります。
 

 


わずか全高55mmというサイズのため、完成後に手で持つとご覧のような小ささです。組み立て時に苦労したのは、やはり頭部や肩部など極小のパーツで構成されているところで、必要に応じてピンセットやルーペを使いました。

 

 

 

組み上がるまでの過程をまとめたYouTube動画です。今回は素組みで組み立てた後、合わせ目消しや全塗装といった一連の工程をまとめました。

 

 

 

 

現在ガンダムアーティファクト 第4弾が絶賛発売中です。店頭で見かけることはほぼありませんが、種類は選べないものの10個/6個セットならネットで購入可能です。