旧米国大使館が公開されてました。(1)庭 | 特派員ママ @イラン

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イランで、2人の子育てをするママのブログ。

最近冒頭に載せていた、

我が家前の陥没道路。

 

昨日朝8時半ごろ、

機材を載せた青いトラックと

男たちがわらわらとやってきて、

 
 
午後3時ごろに見たら、
綺麗にならされていました!
 
 
 
 
 
 
さて。
 
テヘラン中心部の
タレガニ通りに面し、
 
つい最近ご紹介したばかりの
「殉教者博物館」と通りを挟んだ反対側に、
 
旧アメリカ大使館があります(↓道の向こうの塀)。

1979年、イランの学生による人質事件が発生し、
長らく一般には閉鎖されていました。
 
 
 
 
壁や歩道には、
「Down with USA」の文字がスプレーしてあります。
この通りで行われた
デモの際のものと思われます。
 
 
 
 
 
見えている入り口(↓)ではなく、
 
 
 
 
 
この壁画を過ぎたあたりにある
もう一つ奥の入り口、
そこが、今、
 
 
 
 
 
開いています。
外観撮影も憚られたこの施設ですが、
2か月前から一般公開(有料)されているそうで、
館内も、写真撮影自由でした。
 
最初は革命記念日前だからかな?
期間限定?と思っていたのですが、
 
中の担当者曰く、
これからずっと公開する、とのこと。
 
でもイランのことですから、
いつまた突然閉鎖になるかはわかりません。
 
 
 
 
 
敷地内、芝生の庭園には
米国風刺の幕がずらり。
 
 
 
 
 
 
この自由の女神マークは
至る処にありました。
 
 
 
 
 
風刺画だけでなく、写真も。
 
 
 
 
 
 
このラジオブースターは、
衛星を通じて米国と直接やり取りでき、
西アジア全体の情報を集めていた、
と記されていました。
 
 
 
 
 
 
現在は博物館とされている建物の、入り口です。
 
 
 
 
 
イラン暦アーバン月13日という
事件発生日を博物館の名にしています。
 
 
 
 
 
入り口右手には早速、
アメリカの国旗を足で踏む、という壁画が
彫られています。
 
 
 
 
 
建物入ってすぐ正面には
当時のことを記事にした
新聞の切り抜きがずらり。
アメリカの国旗が燃やされています(↑下写真)。
 
 
 
 
 
ぐるりと階段を上ったところが
博物館の展示なのですが、
ここの壁画もインパクトがすごいです。
ヘビのドル(↑)。
 
 
 
2階にあった展示については、また次回。