2019年9月4日〜2019年9月5日。
ユーラシア大陸をスーパーカブのタンデムツーリングで横断中。
2019年7月6日に鳥取県境港をDBSクルーズフェリーにて出発し、2019年7月8日にロシアのウラジオストクに着きました。
ミホキン、オカキンの二人旅です
モンゴルのウランバイシントを国境越えし、ロシアの国境タシャンタ→コシュ・アガチ→オングダイ→スロストキ→バルナウル→ガリブシュタドト→カラスク→エフゲニエフカ→クラースニ・ヤル→クルチンカ→カザルキノ→メドヴェツコエ→ベレゾヴィ・モスト→タブルダク→スホドル→クブラ→エレメエフカ→スターリングラード(ヴォルゴグラード)→エリスタ→ゼレノクムスク→ピャチゴルスク→バクサン→ドジアギス→ダルガフス→ウラジカフカスへ進んで来ました。
本日はウラジカフカス→ジョージアのカズベキ村(ステパンツミンダ村)へ進みます
《海外ツーリングの準備記事はこちら》
今回の旅のルート(予定)
①ロシア→ ②モンゴル→ ③ロシア(現在)→ ④ジョージア→ ⑤アルメニア→ ⑥ジョージア → (船)→ ⑦ウクライナ→ (飛行機)→ ⑧モロッコ
※⑦ウクライナに一時的にバイクを置いて、後日ロシア経由で日本まで自走予定です。
出発日と旅の期間(予定)
2019年7月6日より4~5カ月
【レート/RUB1=1.70円(2019年7月8日時点)】
【レート/1GEL=35.88円(2019年9月4日時点)】
《旅のルートマップ》
ケータイからアクセスすると、Googleマップが非表示になっている事がございます。
Googleマップが見れない方はこちらをクリック。
Googleマップをクリックすると
ポイントや
ラインの詳細が見れます。
ウラジカフカス→カズベキ村(ステパンツミンダ村)の場所。
国境超えの手続きと時差で1時間戻った為、2時間50分の移動です。
9時15分、宿を出発。
宿の『ヴェロニカ』。
現金でしか払えなかったけど、宿のおばちゃんが親切でお部屋も中々良かったです。
ロシアの国境までの道。
ウラジカフカスの街を越えジョージアの軍用道路に出ました。
この軍用道路はロシアのウラジカフカス→ジョージアのティビリシまで210km続いているそうです。
山なのでカーブの多い道です。
澄み切った空気のおかげでしょうか、コーカサスの山々がくっきりと壮大で美しく、ついつい足が止まります。
割と交通量は少ないので安心ですね。
後ろを振り返ると壮大な山が。
国境が近づくとトラックの行列が出来ていましたが、このトラックは運転手がいなく、ただトラックが並んでいるだけでした。
ロシア側の国境の出国手続き。
ロシア側の国境に着いたのは10時。
意外とそんなに混んでいなく、出国手続きも30分とスムーズでした。
①パスポートの提示。
国境の入り口でパスポートの提出を求められます。これは一瞬で終わります。
②ロシア入国時に貰った紙を提示。
真っ直ぐ進んだ建物で、ロシア入国する時に書いたこちらの紙を提示します。
こちらは5分ほどで終わりました。
③パスポートコントロール。
次は一番右端にある小さな建物へ行き、『パスポート』、『登録証書』、『入国カード』の3点を提出。
名前や国境越えの目的(旅行、トランジット等)、何処へ行くのか等の簡単な質問に答えるだけ。
1人10分も掛からないぐらいでした。
私達は2人なので20分弱かな?
④パスポートの提示。
最後に出国する時にパスポートのスタンプを確認して終了。
ロシア側の国境→ジョージア側の国境への道。
ロシアの国境を出国しジョージアの国境に行くまでの道はそんなに長いものでは無く、バイクで5分程度でした。
途中、川も流れていました。
何個かトンネルがあり、トンネルを抜けるとジョージア側の国境です。
ジョージア側の国境の入国手続き。
ジョージア側の入国手続きはもっと簡単でした。
入国手続きは並んだ時間も含め10分ぐらいでした。
ジョージア側の入国手続きは、運転者と同乗者はそれぞれ違う場所で手続きをします。
《運転者》入国手続き。
『CAR』とランプが表示されたレーンに並び、『パスポート』、『登録証書』、『国際免許証』の3点を提示。
10分程度で終わりました。
《同乗者》入国手続き。
右の建物へ入り『パスポート』を提示するのみ。
『次は何処へいくのか』と言う簡単な質問に答え、すぐにスタンプをもらえました。
空いていたし手続きも簡単で2〜3分で終了。
因みにこの建物の入国手続きをする場所に『BANK』と書かれた窓口がありましたが、ここではRUB→GELへの両替が不可能でした。
但し、入国手続きを過ぎて奥へ進むと、軽食店がありそのすぐ手前にATMがありました。
このATMだけかもしれませんが、ATMの引き出し上限額は500GEL(17,940円)です。
ლარსის გამშვები(ジョージアの国境検問所)の地図。
Dariali monastery complex(修道院)。
トラックが前に立ちはだかり邪魔で正面から撮れなかったのが残念でしたが、綺麗な修道院がありました。
自賠責保険の加入。
国境から2kmの場所に『自賠責保険』の加入出来るオフィスがありました。
このトンネルを越えてカーブを曲がってすぐの所です。
正面が自賠責保険、左にレートの悪い両替所とSIMカードのオフィスがあります。
自賠責保険の料金。
バイクは30日で35GEL(1,255円)と言う安さ。
排気量は関係ありません。
加入は『パスポート』、『登録証書』を提示するのみ。
手続きも簡単でお金を払ってすぐに書面を用意してくれました。
両替とSIMカード。
同じ場所にあった両替所とSIMカードのお店。
RUB→GELへの両替はR1=0.30GELぐらいでした。
ロシア出国前に為替換算アプリで見た本日のレートは
RUB1=045.GEL。
ジョージアに入国するとロシアのSIMカードが使えなくなるので、事前にチェックしていました。 レートが悪くここでは両替しませんでした。
このSIMカードのお店で地方でも使える最大手のMatgiを買いたかったのですが、購入出来たのは2番手のGeocellのSIMカードでした。
30日間使用できデータ容量は3Gです。
SIMカード代と合わせて20GEL(717円)でした。
カズベキ村への道。
先程の自賠責保険のオフィスを過ぎたこの辺りで時差があり、1時間早まりました。
ここは観光スポット的な場所。
十字架に辿り着くまでの足場が悪いので山岳用の靴で本当に良かった。
国境のあるカズベキ山の標高は5,000m以上もあり、気圧の影響でしょうか、カブのパワーが落ちていきました。
13時10分、カズベキ村(ステパンツミンダ村)に到着。
つい、先程までは良い天気だったのに、急に曇ってきました。
カズベキ村の一番の観光スポットであり、
天国に一番近いと言われている
『ツミンダ・サメバ教会』が
仕方ないので、教会は明日に回します。
カズベキ村?ステパンツミンダ村?
ソ連時代は『カズベキ村』と呼ばれていたのですが、2006年に『ステパンツミンダ村』と言うソ連前の旧名に戻りました。
元々『ジョージア(Georgia)』と言う国名ももロシア語の『グルジア(Gruziya)』と呼ばれていました。
しかし、2008年にロシアと武力衝突して以降反ロシア感情の高まりを受けて、世界各国に『ロシア語のグルジア→英語のジョージアへ呼称変更』を求め、2015年より日本でも呼び名が『ジョージア』へ変更になりました。
カズベキ村にはいくつか両替所があります。
どこの両替所もレートは同じ。
RUB1=0.040GEL。
自賠責保険のところでにあったレート場よりいいけど、今の為替で見てもレートが悪い。
ここはRUB1=0.043GELとかなり相場に近い!!
手持ちはRUB5,750(9,775円)。
これが先程の0.040GELだったら、230GEL(8,252円)にしかならなかったけど、0.043GELだったら247.25GEL(8,871円)になります。
17.25GEL(619円)もお得に!!
Liberty Bank ATMの地図。
13時30分、宿に到着。
宿の『Sabauri』。
Googleマップに載っていた他の宿は何故か入り口が閉まっていて、色々探してここにしました。
2人部屋で1泊GEL50(1,794円)。
部屋はかなり狭い。
この写真に椅子1脚とタオルの貸出があるぐらい。
でも、お部屋に3in1のシャワー室があるんです。
ホットシャワーも出るよ。
だけど、他の部屋が使っていたら?シャワーが弱くなるので結構不安定。
お部屋は狭いけど、このお値段でシャワー室付きはすごくありがたいですね。
15時15分、遅い目のお昼ごはん。
ジョージアの濃厚シチュー『オーストリ』。
めっちゃ濃厚!!
でも、ちょっと味が濃い気がするのですが、こんなもんなのかな??
トマトの美味しさが凝縮されていて美味しかったです。
ほんのりスパイスも効いています。
ジョージア流BBQ《シャシリク/ムツヴァディ》。
表面はカリッと仕上がっているけど、塩味が強すぎてちょっと残念。
小籠包のような《ヒンカリ》。
小籠包より大きくって中にはお肉と肉汁が入っています。
1個でもそこそこの大きさ。
19時30分、晩ごはん。
サラダ8GEL(287円)。
ハルチョー8GEL(287円)。
お米入りのスパイススープ。
《アチャルリハチャプリ》10GEL(358円)。
ハチャプリの中にチーズとバターと生卵を乗せたやつ。
チーズの癖がちょっと強かった。
《チーズヒンカリ》8GEL(287円)。
こちらもチーズの癖がちょっと強かった。
恐らくヤギか羊のチーズかな?
ジョージア料理は安くて日本人の舌に合うとは聞いていましたが、カズベキ村はちょっと高い気がします。
あと、今のところロシア料理の方が美味しかったかな。
色んなお店があるので、色々回って美味しいお店を見つけたいと思います。
まとめ
明日は『ツミンダ・サメバ教会』へ。
良ければこちらもよろしくお願いします☆
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その他、出発するまでの準備記事をまとめてご覧になられたい方はこちら
【インデックス】ユーラシア大陸バイク旅の準備(まとめ記事)
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