ユーラシア大陸バイク旅 2019
(バイク旅に必要なもの10点)
-⑨海外旅行保険、⑩予防接種編-
今回は、ユーラシア大陸バイク旅(海外ツーリング)に必要なものとして⑨海外旅行保険、⑩予防接種をご紹介します
≪バイクについて≫
バイクはスーパーカブプロ110をタンデム仕様(2人乗り)に改造しました。
オカキン、ミホキンの男女2人旅です。
こちらについては、また後日後述します。
今回の旅のルート(予定)
①ロシア→ ②モンゴル→ ③ロシア→ ④カザフスタン→ (船)→ ⑤アゼルバイジャン→ ⑥ジョージア→ ⑦アルメニア→ ⑧ジョージア→ (船)→ ⑨ウクライナ→ (飛行機)→ ⑩モロッコ
※⑨ウクライナに一時的にバイクを置いて、後日ロシア経由で日本まで自走予定です。
出発日と旅の期間(予定)
2019年7月6日より4~5カ月
①パスポート
②VISA
③国際免許証
④登録証書
⑤自動車カルネ(渡航国によっては必要)
⑥国際ナンバープレートとJマーク
⑦フェリー予約
⑧通関依頼(上組 境港支店とLinsk)
≪全体の概要はこちら≫
⑨海外旅行保険
≪クレジットカード付帯の海外旅行保険について≫
保険会社の海外旅行保険だけ知りたい方は≪5社の海外旅行保険を比較検討≫をクリック。
何故、海外旅行保険に入らないといけないかと言うと、クレジットカードでも保険がついているものもありますが、補償金額が低いからです。
そしてクレジットカードは一般的に保険期間は90日間です。
例えば海外旅行の保険が付いていることで、ネットでよくオススメされるEPOSカードの保険内容は以下の通りです。
≪EPOSカード海外旅行保険内容≫
クレジットカードの保険は基本的に、死亡保障がほとんどついていません!!
治療費もあまり補償がありません。
但し、ゴールドカードであれば死亡保障で5,000万円のものもございます。
一般的によく利用される保険は、『携行品損害』と他にあるとしたら事故等の怪我で『治療費』を請求することが多いですので、3カ月以内の短い旅行期間であればクレジットカードの保険だけでも問題ないかと思います。
私も今まではクレジットカードの保険だけで十分でしたし、携行品損害や治療費の請求もクレジットカードの保険で賄えました。
最初の3カ月はクレジットカードの保険で補償し、残りの期間を海外旅行保険で補償する手もありますが、4カ月を超える長期の旅行、かつバイクでの旅行となると怪我や死亡等のリスクが伴う為、最初から海外旅行保険に入ることにしました。
≪5社の海外旅行保険を比較検討≫
私的オススメ度のランクです。
『金額が安い』、『治療費・死亡の補償がそこそこのもの』を重視しました。
①東京海上日動火災保険
②AIG
③ジェイアイ傷害火災
④損保ジャパン日本興亜
⑤t@biho
①東京海上日動火災保険
■他社と比べ保険料が安い。
■4カ月越えの長期プランが充実。(最長6カ月まで)
■治療・救援費用が無制限のプランあり。
■保険プランはどの国にいても同じ保険料。(国によって変わることがない)
■バイク事故(同乗者の場合でも)の自損は保証の範囲。(※1)
■3カ月を超える場合、オプションで緊急一時帰国費用をつけれる。(※2)
■3カ月を超えると一時帰国中担保特約が自動でセットされる。(※3)
よく旅行者が契約している保険。プランも充実していて何より保険料が安い。
②AIG
■1カ月のプランしかパンフレットに載っていませんが、①より少し高い。
(その代わり、他の会社にはない緊急歯科治療費がございます。)
■6カ月まで補償可能。
■治療・救援費用が無制限のプランあり。
■保険プランはどの国にいても同じ保険料。(国によって変わることがない)
■バイク事故(同乗者の場合でも)の自損は補償の範囲。(※1)
■3カ月を超える場合、オプションで緊急一時帰国費用をつけれる。(※2)
■保険期間が1カ月を超える場合、健康状態のチェックがある。(過去に入院や治療の経験がないか等。)
海外での歯科治療が高いため、緊急歯科治療を重視するならあり。
③ジェイアイ傷害火災
■旅行会社のJTBグループと損害保険会社のAIGグループの合弁会社。
そのため、JTBで旅行を予約することが前提になるため、保険に加入するには制約があります。
■保険のみの契約の場合、過去にJTBで旅行を契約している人でないと加入が出来ない。
■保険のみの契約の場合、入れるプランは補償額が低い110、111のプランのみ。
■6カ月まで補償可能。
■保険プランはどの国にいても同じ保険料。(国によって変わることがない)
■バイク事故(同乗者の場合でも)の自損は補償の範囲。
■治療・救援費用が無制限。
■3カ月を超える場合の緊急一時帰国費用は、留学生を対象とした「国」、「住居が定まっている事」が前提になるため、訪問国が多数ある場合でも加入は出来るが、「ホテル」などの住居が定まっていない場合(テント泊など)は対象外となる。
JTBで旅行を予約すること(したことがある)が前提の為、制約が多い。保険料は①と同程度。
④損保ジャパン日本興亜
■①~③に比べ圧倒的に保険料が高い。
①とほぼ同等のプランで3カ月の保険期間の場合3~5万円ほど、半年のプランで7~10万円ほど高くなる。
(その代わりよく利用される携行品損害が①~③は20万円~30万円のところ、④30万円~50万円と補償額が手厚い。)
■1年まで補償可能。
■治療・救援費用が無制限のプランあり。
■3カ月を超えると一時帰国中補償特約が自動でセットされる。(※3)
■そもそも保険料が高すぎてメリットがないため、その他の項目は調べていません。
携行品損害を重視するならこれ。
⑤t@biho(タビホ)
■ネット専売保険。
■ネット完結型なので①~④の保険会社より安くなるが、観光目的の場合1カ月しか加入出来ない。
1カ月未満の短期ならあり。
(※1)バイク事故は同乗者でも補償はおります。
但し、無免許運転による事故の場合は対象外となります。
例えば、その国の法律で国際免許証が有効でないと、無免許扱いになる場合など。
AIGの場合は国際免許証のある無しに関わらず補償の対象となるが、その国の法律に準拠するとなっています。
(※2)緊急一時帰国費用(航空券代や宿泊代)は、親族が危篤・死亡等で帰国せざるを得ない場合のみ適用となります。
但し、既に入院や持病を持っており、それに起因した危篤・死亡については補償の対象外となります。
(※3)通常、日本へ一時帰国した時点で保険料が残っていても保険期間が終了しますが、一時帰国中担保特約(一時帰国中保障特約)は終了されずに、日本にいる間、また再出発以降も保険期間が継続します。しかし、日本にいる期間が30日であることと、元の渡航国に行くことが前提です。
30日を超えると日本での補償は一旦消えますが、海外への出国手続きが完了した時点で再開されます。
≪長期or短期≫
⑤t@biho(タビホ)は1カ月未満の短期のみのため無し。
≪携行品損害≫
携行品の合計50万円(カメラや携帯電話)になるような手荷物を持っていかないのと、クレジットカードは最初の90日間のみ補償対象ですが、クレジットカードの分も合算して請求が出来るので補償額が20万円もあれば十分。
④損保ジャパン日本興亜はこの時点で無し。
≪保険金額を重視≫
保険金額を重視すると①東京海上日動火災保険か②AIGか③ジェイアイ傷害火災の3択になります。
②AIGはこの3社の中で一番保険料が高いのと、歯科治療はよほどのことがない限り必要ありません。
③ジェイアイ傷害火災は私の場合、過去にJTBを利用していたことがあるので加入は出来ますが、制約が多いため、実際に保険請求する時に細かな条件が多そうで不安。
≪決定≫
①東京海上日動火災保険
5カ月N4プラン93,770円で契約しました。
万が一、旅の期間が延びる場合は、日本にいる家族に頼んで延長してもらう予定です。また、追加の保険料は5ヶ月と6ヶ月の差額になるそうです。
(6ヶ月で申し込んで帰国が早まったら返戻してもらう事も考えました。
しかし、代理店に確認すると返戻は残りの保険期間が1ヶ月以上ないと出来ない可能性が高いので、5ヶ月で申し込みしました。)
通常、郵送での申し込みですと1週間~10日で保険証券の原本が届きますが、代理店だと即日発行可能です。
また、①東京海上日動火災保険に決めてから確認しましたが、バイクの2人乗りへの改造や国際ナンバープレートが無くても、バイク事故(自損)は降りるそうです。(今回は国際ナンバープレートを作成しますが。)他の保険会社は確認しておりませんので分かりません。
⑩予防接種
黄熱、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、ポリオ、日本脳炎、麻しん風しん、髄膜炎菌などの注射がございます。
訪問国によって必要なものが異なるのと、種類によっては注射を全部打つのに1年近く掛かるものがございます。
また、1度の注射で1万円近くするものもございます。
今回は時間と費用の観点から注射を打たない事にしました。
また、相方のオカキンの訪問国は70ヵ国以上(数回訪問した国もある)ですが、一度も注射を打ったことがないのでよほどの事がない限り大丈夫かと。
一番怖いのは『狂犬病』。
モンゴルだと狼が出たり、その他の国でも野良犬などがいるので、『近づかない』、『触らない』を徹底しようと思っています。
丁度この前、フィリピンへ観光に訪れていた女性が弱っていた子犬を助けて甘噛みされた所、≪狂犬病に感染して亡くなった≫と言う悲惨なニュースもありました。
彼女の場合、予防接種を受けていなかったそうです。
例え、子犬であってもむやみやたらに触るのは危険です。
【致死率100%】旅先のフィリピンで子犬に噛まれたノルウェー人女性が狂犬病に感染し亡くなる
次回はビザや治安、その他重要な情報をご案内します。
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