今日は久しぶりに、セルサイドIRに行きました。
社長と2人、行き先は某中堅証券会社。
（お世話になった証券会社さん、すみません
）
15名ほどの出席者と聞かされていましたので、社長のご機嫌を損ねるかどうか、ビミョーなラインで、実は結構ドキドキでした。
年末も押し迫ってますし、明日は確か12月決算銘柄の権利付き最終日。
しかも連休前だし・・・。
自分もそうですが、証券会社の営業マンの方だって、当然忙しいに決まってます。
予定の人数に達せず、結局10名を割るようなことでもあれば、
「あんな人数なのに、なんで私が出て行って喋らなければならないの
」
という結果になりかねない・・・。
私としても、賭けのような部分もありまして・・・。
ただ、以前に機関投資家さんのOne on Oneミーティングでお世話になったときの担当さんが非常によい人で、そのときもそこそこ良い筋の投資家さんを紹介してくれたものですから、そのときのお礼の意味も込めて、社長を引っ張りだした面もあります。
さて、当の証券会社さんに到着して、応接室（たぶん、一番良いところと想像・・・）に通されようとしたときに、何と先客の資料がまだ散らばっており、他の部屋に通されることに・・・。
（ヲイヲイ、担当さん、しっかりしてくれ～・・・、頼むよぉ・・・
）
結局、通されたのは、説明会会場になる会議室の隣の応接室で、ちょっと、というか、とっても狭め・・・
（ひぃ～
ま、ウチの社長はそんなことで怒るような人ではないですが、何事も、印象の積み重ねで総合評価が決まりますから・・・）
お決まりの、先方の部長さんなど、エライ方のご登場。
部長さん、よくしゃべる、しゃべる。
ですが、しっかり自社の位置付けを踏まえ、超大手証券会社にはできないプランとしての会社説明会の位置付けをご説明くださいます。
（私としても、担当さんからそこまで聞かされていなかったので、ちょっとビックリ
これまた、社長のあんまり好きじゃない系の話題だったので、ビミョーな展開でした
しかし、大手の幹事証券としてお世話になったことのある以前のご担当者さんのお名前が出てから、急に態度が軟化。
はぁ～
よかったぁ
もぅ、ハラハラ、ドキドキの連続です・・・。）
ひとしきりご歓談の後、いざ、会場へ。
もー、私のほうが実はカチンコチン
たのむーっ
会場ガラガラなんて、やめてくれよ～・・・。
祈るような気持ちでした。
結果は・・・・。
狭い会議室でしたが、キッチリ満席
お忙しいなか、時間通りにきちんと集まってくださった方々に感激です
一通りの説明のあと、Q&Aタイムになって、一瞬沈黙が流れましたが、一人口火を切ってくださった後は、いくつも質問が飛び交い、いい感じに
終わり間際に、
「よくぞ聞いてくれました
」
という質問も出て、横目でチラリと見やると、社長も満足げ。
（こっちが誘導したわけでもないのに、その質問するなんて、ポイント高すぎですっ
という内容です）
はぁ～
よかった、よかった・・・
終了後の名刺交換では、なんと、先方の証券会社の社長さんまで出席されていたことがわかり、これまたビックリ
部長さん、社長さんが話し聞きに来られるなんて、言ってなかったじゃないのー
しかし、ウチの社長も、小なりといえども、社長さん自らお話を聞きに来られる姿勢に感心したのか、非常ににこやかでした
IR担当者としては、株価をあげようとか、出来高を増やそうとか、明確な効果が期待できそうなチャンスに社長を引っ張りだすべきなのでしょうが、実は、今回の説明会、中間決算前から決まっていた話でして、その頃はウチに声かけてくれるセルサイドなんて、いなかったんです・・・。
ですので、ワラにもすがる思いでOKだしていたので、私としては結構リスキーなセルサイドIRでした。
もう、どっと疲れました。
まぁ、結果オーライ。
市場への影響もオーライだといいなぁ・・・。
－－
このブログがお役に立ったら、ポチッとクリックしてください。
