日経広告賞、IR部門は帝人に | IR担当者のつぶやき

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上場企業に勤務する公認会計士の、IR担当者として、また、一個人投資家としての私的な「つぶやき」です。

ときどきIR担当者的株式投資の視点も。

日経の広告賞が新聞誌上で発表されています。


日本経済新聞社主催の第56回日経広告賞(2007年度)では、11の賞に対して88作品が受賞しているとのこと。


■第56回日経広告賞

 http://www.nikkei-ad.com/naa56/html/info_ad.html



最優秀賞は旭化成。

環境問題と企業理念の融合がうまくマッチしてアピールできているようです。


■旭化成

 http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/


優秀賞: エアバス、青山商事

環境広告賞・環境大臣賞: 住友林業


コーポレートブランド広告賞: マルコメ


へぇ・・・、マルコメっていうと、あの味噌のはてなマーク

最近、「マルコメ、マルコメ・・・」の坊主頭の坊やのCM見ないけど・・・。


■マルコメ

 http://www.marukome.co.jp/company/message.html



われわれIR担当者に関係しそうなのはこれ。


IR広告賞: 帝人


会社法関係で有名な上村達男審査委員長は、「セグメント開示の流れを受けた新しい広告だ。全社一丸となって考えた力作でIRにかける情熱が伝わってくる」と評しています。


■帝人 IRサイト

 http://www.teijin.co.jp/japanese/ir/index.html


当のセグメント関係の広告は覚えがないんですが、改めてIRサイトを見ると、よくできてます。


What's Newの下に、「持続的成長のために」と題して、「経営の基本方針」「中期経営戦略」を掲げています。

今、重視されつつある持続的成長可能性(サスティナビリティ)といったテーマを、おさえてあります。


また、サイト右側のメニュー項目も、数はやや多めですが、CEOメッセージや個人投資家の皆様へ、事業等のリスクなど、豊富な開示項目に対してワンクリックでジャンプできるようになっていますので、非常に見通しがよい作りです。


よく考えられていると思いました。

デザインもすっきりしていて、さすがです。



その他、日経広告賞としては、


日経産業新聞広告賞: 鹿島

日経MJ広告賞: チキータユニフルーティージャパン

日経金融新聞広告賞: アイエヌジー生命保険

日経サイエンス広告賞: 村田製作所

日経トレンディ広告賞: パイオニア

NIKKEI NET広告賞: マイクロソフト


など、もりだくさん汗

紙メディアとしては広告出してもらわないと、収益源が・・・、という事情もあるかと思いますが、ちょっと多すぎな気も。


願わくは、広告の著作権は出稿元企業にあるのでしょうが、日経のサイトまたは当該企業のサイトで、確認できるように、受賞対象の広告を掲載しておいてほしいです。


受賞が知らされてからサイトに掲載するケースもあるでしょうから、しばらく経ってから見に行かれたらよいのではないでしょうか。


何はともあれ、受賞企業のPR、IR担当者のみなさま、おめでとうございますビックリマーク



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