JR東海とJR西日本が共同開発した東海道・山陽新幹線の新型車両「N700系」量産車1編成が完成し、JR東海浜松工場(静岡県浜松市)で10日、報道関係者に公開した。
日本車両製造の豊川製作所(愛知県豊川市)から車両ごとに運び込まれ、同工場で16両の車両を連結して、1編成に仕上げた。運転士の習熟や各種機器の動作状況の確認を目的とした試運転を近く始め、7月1日のデビューに備える。
N700系先頭車の顔は、現在の主力車両700系と同様、カモノハシのくちばしのようなスタイルを踏襲した。
しかし、最高時速300キロでの超高速走行に耐えられるよう、先端部を約1.5メートル長くしており、スリムでたくましい顔つきになった。
両社は2009年度までに、合計で16両編成54本(864両)を投入。東海道・山陽新幹線を通して走るすべての「のぞみ」をN700系に置き換えていく計画だ。 (FujiSankei Business i. 2007/4/11)
この前、のぞみさん・ひかりさんのトピック(http://ameblo.jp/ir-man/entry-10029737079.html )を書いてから、なんだかJRづいてます。
写真を見るかぎり、あまり変わらないように見えるけど、あのハナの長ーい先頭車両が1.5m伸びても、正面からの写真が分からないかもね。
IR担当者という視点で考えると、新型車両の報道関係者への公開、というのは、メーカー等でいうところの工場見学みたいなものでしょうか。いや、ちがうなー。自動車メーカーの新車発表会、というのが一番ピッタリですね。でも、普通のメーカーさんで、最終消費財ではないものを作ってらっしゃる会社さんは、なかなか個人投資家に興味を持ってもらえる機会がなくて大変だろうなぁと想像します。
ちょっと興味が湧いたので、JR東海のHPを見てみました http://jr-central.co.jp/ 。
IR情報見てみると、あるわあるわ、さすがに日本を代表する会社の一つです。とても見きれないくらいIR情報がありますね。
いったい何人で情報収集して、更新されているのかしらん?
面白かったのは、「営業成績」。
普通の会社の営業成績、っていう言葉からすると、営業マンの成績がよかった悪かった、ひいては営業部門の成績がどうの、というイメージですが、鉄道会社さんは、こんな情報をアップしてます。
断面輸送量
客車走行キロ
輸送人キロ
輸送人員
運輸収入
駅別乗車人員ベスト10
一般ピープルの方!各用語の意味、わかります?
「断面」?輸送量・・・って、なに? って世界です。
一瞬、「レール」の断面・・・「エ」を思い浮かべた私は・・・
見てみると、単位は「千人/日」ですから、つまりは、一日当たりの輸送人員、ってことなのかな。
で、ひかり、とか、のぞみ、とか、こだま、とかの列車の種類ごとに記載されているので、それが「断面」、ってことでよろしいのでしょうか?
うーむ、興味深いんだけど、どこかに用語集でもリンクを貼っておいてほしいな・・・。
ところで、新幹線といことで、ショックだったことを思い出しました。
もう1年半くらい前ですが、中間決算期末の棚卸要員にかりだされて、新幹線で移動したことがありました。
早さ優先で、当然「のぞみ」に乗ったわけですが、東京から出て、名古屋を過ぎたあたりで、猛烈に酔ってきて・・・。
うっそー。電車で酔うなんて、小学校ぶり
と思って、すんごくショックでした。
確かに、ここんとこ忙しくて、今日も寝不足だよなー、やっぱり体調悪いときにこんなスピードが出るものに乗っちゃいかんなぁ、と思った覚えがあります。
のぞみだと、頭がブンブン振られるんだよねー。
で、帰りは試しに、のんびりモードで「ひかり」にしてみました。
昔は「ひかり」でもずいぶんすっ飛ばして走っていた記憶がありますが、今はずいぶん停車駅が多いんですね。
ま、「のぞみ」が止まらないだけ、っていう話も。
以来、のぞみに乗って移動するときは、前日よく寝るか、当日、スピードが上がらないうちに、品川くらいで寝てしまうことにしました