Air Repair iQは、1329ccの自然吸気エンジンなのに、130馬力/6300rpm(Air Repair iQのエンブレムのAR130Sの由来はここから)ほどの馬力があります。それを実現するためには、オイルも含めて沢山の細かな事も突き詰める必要性がありますが・・・

 

車両を操る楽しみや伝わる感覚部分の実現は、速さを求めて(法律も鑑みながら)構成部品を吟味し、サスペンションや車体剛性をチューニングする事で得られました。これに関しては、デザイン的な事も考えましたが、実際にテストを行い、結果が出ないものはボツにしてきたんですね。

 

この過給機付きでもない1329cc自然吸気エンジンがなぜ130馬力も出せるのか?

 

それは純正状態の1329cc以上の吸気量(1500ccエンジン並み)が実現されているからなんですね(吸気量はMINICON-GAUGEの補正電圧数値より算出)。

 

この大きな吸気量を生み出している基本のパーツが、エアスムーサーという純正エアクリーナー改のパーツなのです。

 

※重要なのがエアファンネル部、形状はNACA翼型モデルの中から採用しています

 

エンジンルーム内の熱気を吸わないので、純正ECUプログラムの補正機能だけでも対応して、それ単体使用でもパワー&トルクアップしますが、吸気量がかなり増えるので、きちんと燃料供給の補正してやる事で、その性能を発揮させてやる事ができるのです。

 

そこで補正を行うために必要不可欠なのが、ECUプログラム変更もしくはサブコンピューターを使って燃調を細かく詰めていく事なんですよね。

 

Air Repair では、現場セッティングの容易さ、何かあった時の対処の自由度、車検対応を考えてサブコンピューターのMINICON-PROを使っています。

 

※Air Repair 号は、より突き詰めたパーツ構成のために燃料が足りず、追加で燃料増量ユニットを使用しています

 

MINICON-PROは現車合わせとなるため、通常のMINICON(おおまかなセッティング済み)とは違い、より突き詰めたセッティングが可能になるので、パワーがより引き出せるのです。

 

またそれをベースに、燃料噴射タイミングチューニング専用MINICONのMINICON‐α、点火時期専用(&同時点火化・・・Air Repair iQはDSを二基使い4気筒同時点火化)MINICONのMINICON-DSを追加する事が出来るので、それらを追加使用する事である意味フルコン仕様となるのです。

 

この、MINICON‐PROを使ったセッティング方法はかなり自由度があって、抜けが良すぎる排気システムやキノコ型(オープンエアタイプ)エアクリーナー、金属製インテークパイプを使う事による、トルクの減少や運転のしずらさに対して改良を加える事ができるのです。

 

ちなみに、英国のお客様においては、カーボンナノチューブペーストや専用オイルを使っていないのにも関わらず(輸出規制品目)、私のリモート作業で127BHP(英国馬力)/6300rpmが実現できています。

 

このように、燃焼の三要素(燃料系、電気系、吸気系)をバランスよく追及してやる事で、内燃エンジンは大きなパフォーマンスを生み出す事が可能になるのです。

 

それを具現化したのがAir Repair iQであり、Air Repair のチューニングメソッドなのです。

 

 

 

 

 

 

※今朝のShortCruise

 

 

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