車のメーターには意外と多くの表示機能が付いています。速度、エンジン回転、ハイブリッド車ならエネルギー状況、燃料計、距離計、燃費計等等・・・

 

数十年前は独立したアナログメーターが沢山ついていましたよね。その時はなかなかマニア心をくすぐりました❤

現在は単なるウォーニングランプ系に多くが置き換わってしまっていますよね。

ちょっと寂しいです。

 

メーター類の本来の存在意義とは、運転者が運用している自車の運行状況を客観的に把握するための物ですね。

だから、表示数値が正確で、瞬時に読み取りやすく、状況判断の手助けとなるという事が求められます。

 

ノーマルiQの場合では、アナログメーターが速度と回転計だけです。その回転計もおまけみたいなもので、表示が小さくて読み取り難く、正直役に立たない笑い泣き

 

燃料計はLEDバー表示で、これまた不正確・・・この部分については、考察中なのですが、特殊な燃料ポンプ形態の為に考えがまとめられていません・・・

 

 

諸々のインフォメーション表示があやふやなノーマル状態では、開発に際して問題があるので、Air Repair iQとして、最初に取り付けたのは、PIVOT社製のバキュームゲージ(吸入負圧計)で電圧と水温がデジタル表示で同じボディに収まっている物。そして同じくPIVOT社のREVカウンターです。

 

REVカウンターは設定したエンジン回転数に達すると、音とランプの点滅で運転者に教えてくれます。通常の場合だと、設定はシフトアップポイントで決めますよね。

ちなみに、Air Repair iQは6000rpmに設定していて、5回ピピピピピと鳴りシフトアップすると概ね6350rpmです。フューエルカットは6400rpmちょい超え。

 

回転計タイプにしないのは、真剣に走行している場合だと、メーターに視線移動する瞬間に、目線が離れる=情報収集量が減る、という事があるからなのです。だから、音とランプの点滅、そして自身の感覚との融合で回転数は把握するのです。

最高回転数データは、REVカウンターに記憶されますから、イグニッションを切る前に確認します。

 

次に装着したのは、J-ROAD社のMINICON-GAUGEです。これは同社のMINICONのオプション的な位置付けにあり、いくつかのデフォルト表示を選ぶことができます。基本的には、吸入空気測定方式(負圧センサーかエアフロセンサー)でMINICON-PROの制御方式が変わるので、デフォルト表示はそこで違いが生まれます。

 

 

私が選んでいる表示は、吸入空気流量の%表示と、MINICON-PROの制御状態の二つの表示です。こちらも流入空気量の設定値で音が出る仕組みになっています。私は流入空気量75%(デフォルト値)で音が出るようにしています。

まあ、少し多めにスロットルを開けると、直ぐに75%を超えてしまいますがニヤリ

 

さて、お題の私のメーターの使い方とは・・・

これらのメーターの音、数値、数値の変化の仕方(デジタル表示の変わるレスポンスとか)と身体の感覚を、総合的複合的に記憶させて状況判断を行うということです。

 

車両システム全体の状況は、もともと装備されている平均燃費計&瞬間燃費計の変化速度から。例えば、エレスタビヒューズに交換した際には、平均燃費計の変化タイミングが早くなりましたね。

 

MINICON-GAUGEの流入空気量が75%を超えると、ウォーニングが鳴り始めます。これはトルクバンドに入った事を示しています。そしてREVカウンターのピピピピ音が鳴るまでフルスロットル♪

この二つの音の鳴り方の違いと、有感情報で出力の状況を把握するのです。

 

 

 

 

 

 

 

公道競技の場合だと、メーターを読み込む瞬間に集中力が切れて、破綻をきたすリスクが高まりますから・・・

 

数値を見て判断するのはもちろん正解なのですが、自動車メーカーの設定でのメーター上警告灯は、点灯した時点で故障が確定している時が殆どです。また、後付けメーターも数字を信じすぎると間違った判断を下しやすいという面もあります。

 

また、今はOBD故障診断カプラーから、コネクターで信号を収集する場合が殆どだと思うのですが、その信号の表示レスポンスからシステムの信号伝達状況が予見できたりもします(これは感覚的なものなので難しいかも)。

 

私的には、自身の感性を磨きつつ信じ、同時にメーター表示の数字だけではなく、その表示変化速度の違いも含めて総合的に観察し、判断するような癖を身に着けるようにする事をお勧めします。

 

 

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