自動車メーカー、部品メーカー、はたまたショップに至るまでモータースポーツに参戦しているところが多いです。

その目的はその組織、選手は違うのです(この事は私の経験からくることなのでそれを考慮して読んでください)。

 

 

 

私は某2輪メーカーから化学系建材メーカーに転職し、今はAir Repairを経営しています。モータースポーツは大学時代から2輪(MX、トライアル)→4輪(ラリー、ダートラ)、二輪メーカーでは2輪(ロードレース)、化学系建材メーカーでは4輪(ジムカーナ)と続けてきています。

 

この流れの中で立ち位置が変わり始めたのは2輪メーカー勤務時代から。その頃、私個人的には好きだから、自身の成績向上を目指して、みたいな部分が多かったんですね。でも会社的には製品開発とプロモーションというところが主なモータースポーツの活動目的となります。メーカーに居た私は個人選手ではありながらそのあたりの事も感じながら趣味的な活動をしていたわけです(将来は世界に向けて・・・なんて考えながら)。要は個人的理由・・・

 

某化学系建材メーカーに転職した頃は結婚をしたこともあり、2輪の怪我のリスクも考えて久しぶりに4輪モータースポーツに復帰。ただ違うのはダート競技系から舗装競技系にしたこと。これは転倒や落下のリスクがないため(実際は違った笑い泣き)。

 

舗装競技はジムカーナ競技なんですが、徐々に成績が出始めて最終的には各パーツメーカーさんと契約できるまでになりました。この時は個人成績は契約選手ゆえに責任を負うようになってきました。その責任とは成績を残してプロモーションに役立つこと、拡販に努めること、時には試作品を装着し実戦を戦いフィーリングを報告すること、以上が主なものとなります。

 

 

この立ち位置による変化、おわかり頂けるでしょうか?

個人的から徐々に公的になってきていますよね。

 

そしてAir Repairを興してからは・・・

チューニング的な部分から言えばテーマ車となるiQが中心になりますが、私の経験からくる考え方の判断で、使用できるパーツメーカー製アイテムが皆無に近いので自社(私)で企画、設計、テスト(モータースポーツ実戦投入もココ)、市販化としています。

 

だからモータースポーツ参戦の目的はメーカーに近いものになっていますかね。ただ、iQはJAF&FIAの公認車両ではなく公式戦には参戦できませんから、タイトルのかからない非公認扱いの競技となってしまうのです。だから尚更、成績&プロモーションというよりは、テストデータ収集からの製品&サービスへのフィードバックという参戦目的となりますよね。

テスト走行という練習走行も同様ですね。

 

 

 

ドライブシャフトの弱さ(270度ターンを連続30回やったらアウト側のアウターレース破壊とか)、オイルの質とスロットルの入れ方を間違わなければオーバーレブ(6450rpm程度)を多少させても耐久性はあるとか(他にも多くの事象)はテスト&練習走行&実戦走行状況からのデータでわかったことなんですね。

 

この長くの実戦経験と立場の変化からの集大成がAir Repairの商品とサービスとなってきています。そこには派手さやファッション的なカスタムという世界とは対極にあると思っています。そのせいか、ビジネス的な成功には程遠く、一部のお客様だけの存在になっていますよね笑い泣き

 

※調整式スタビリンク(意味があります。詳細は有料メルマガ今月号で説明)

 

※スロットルボディ加工

 

積極的モータースポーツ活動を行えるほどの予算や時間を捻出することが出来ない現状が目下のところの悩みです・・・

製品造りのための知識やプロセスは、他業種他の目的への転用も可能な事がありますから、今の状況は残念です。

 

今の状況ではiQは一部マニア向け車両となり、製品サイクル的にはもう終わっています。ですから、新しい車両で新しい競技レギュレーションの基で公式戦を走りたいですね。当然ながらその目的は、良い製品造りとプロモーションのために。

 

 

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