工学基礎を基にライトチューニングを行っている当社が一番基本にそして考え方の中心としている事があるんですよね。

そのことについての考察というか理解がされていないのが現状だと思うのです。

 

ではそれって何?

はい・・・

それは自動車(航空機も基本的に同じ)は車体骨格そのものが電気の導体として機能しているという事です。よく電気部品を装着した時に”アースを取る”と言いますよね?(じつはグラウンド線のこと、漏電時対策の本来のアース線と同じ言葉を使うから混同してしまう)

 

 

電気は直流の場合(自動車用機器は直流・・・発電は交流で変換されてます)電極が存在して+と-があります。この片側はバッテリーから車体に接続され車体を中心にどこからでも電源供給が可能になるようになっているのです。

 

参照元URL:

 

 

 

巷で多く販売されている電気系チューニング機器の多くは”その部品そのもの”の事に対してはかなり注視しているのですが、基本的な電力供給条件の事について考察されていないように思うのは私だけでしょうか・・・

 

航空工学をエンジニアリング基礎知識としてきた私の中では、この部分についての処置かなりポテンシャルに影響を持つ事と認識しています(かなり目立たない内容の事ではあるのですが)。いくら高性能な電気機器も一番の基本は供給される電気の条件が厳しいと能力を発揮できませんから・・・

 

実は車体を電源供給ラインとして考えた際の条件は必ずしも良いとは思えないのですね。特に新しければ新しいほど非金属のパネルが使われていたり、鋼板どうしの接続が溶接ではなく接着剤が使われていたりして・・・

そうなるとそこの部分では通電は切れてしまいます。なので通称アース線という名称のもので電気的に通電するように繋いだりします。

 

CAN制御においては通電する電気の質が制御信号に影響してくる事になりますから、如何にこの車体を含む基本的な電源供給ライン(バッテリー-極からスタートして+極に戻るまで)においての電気的ロスを少なくするかが大事な事だと思うのです。

 

そう考えながら最初に考えたのが”Air Repairアーシングシステム”なんです。やみくもにアース線(正確にはグラウンド線)を引くのではなく、その補器(対象機器)を動かすための電源供給を如何に無駄なく行うか?を考えたものなんです。意味不明な謳い文句を多く語るのではなく如何に安定した12Vをその補器に供給するかですね。

 

 

 

そして次が”カーボンナノチューブペースト”。

バッテリーの両電極部は常識として車体へ+側アース(グラウンド)への施工がありますが、そこは重要な電源供給ラインなので車体側の接続部に処置します。そして大切な多くの部分のコネクター部への施工も必要とあらば行います(ただしブリッジ短絡の危険性も出てくるので施工法はよく考えながら)。

 

 

 

 

 

”エレスタビヒューズ”に関しては少し観点が違いますので今回のブログでは書きません。お許しを・・・

 

 

電源供給のことはかなり重要なことなんですよね。

これらの事を見直すだけでおそらく”シャキッと感”を体感できると思いますよウインク

当社でMINICON類やエレスタビヒューズを施工した車両に関しては、その工程内での関係部位へのカーボンナノチューブペーストの施工を行っております(カーボンナノチューブを発売開始して以降)。

 

 

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