今日はAir Repair iQの静電気除去コーティングのメンテナンス日でした。この静電気除去コーティングの中心となるアイテムがドロップダンサー2です。
洗車後の濡れた車体に噴霧しながら水と一緒に拭き取る事でコーティングができるというもので、今は一般的になりましたがドロップダンサー2の前のモデル、ドロップダンサー発売当初は弊社と他大手の数社しか存在しませんでした。
簡単に車体を美しくする事を目的としてドロップダンサーは生まれたのですが、競争相手は直ぐに沢山生まれてきて”簡単に綺麗になる”だけでは訴求するものがなくなりますよね。そこで着目したのが静電気除去機能。
静電気を除去すると何が変わるのかというと、一番は空力特性の向上なんです。理屈まで説明するとかなり長くなるので今回は割愛。あとは汚れの固着がしにくくなるという事。鳥の糞や虫の死骸ですよね。他に飛散してきて固着する油分や砂埃など。
※ドロップダンサー2
施工方法はまずはシャンプー洗車から・・・
※シャンプー洗車後の撥水状況、静電気除去抑制効果は約30日なんですが撥水能力はかなり長期間維持します
※水を拭き取るのと同時に施工しますから拭き取り用タオルはドロップダンサー2を含んだ濡れた状態になっています。その拭き取りタオルで内装を拭く事で内装の除電コーティングができるのです
※現在ホイルにもドロップダンサー2を施工するようにしています。以前はホイルコートをラインアップしていたのですが作業の簡略化とコストダウンを図り、試したところ意外にも調子がよくて・・・
※エンジンルーム内の空気流のあるところやウエザーストリップや樹脂パーツにも塗布しています。これはエンジンルーム内の空気流をスムーズに流れるようにすることで、冷却能力向上や樹脂パーツの劣化を抑える事を狙っているのです。
※静電気除去抑制タイヤコート&ガラスコートを含めた全工程終了後の写真①
※静電気除去抑制タイヤコート&ガラスコートを含めた全工程終了後の写真②
静電気除去抑制効果を得ると様々な利点がある事に気付くと思います。ブログの頭に空力特性の向上、汚れの付着のしにくさ、ということを書いたのですがその効果を家庭内のモノにも私は使っています(定期的な塗布はお忘れなく)。
濡らしたペーパータオルに含ませながらモニター画面表面を拭くと埃が付着しにくくなりますし、コーヒーミルの外側に塗布すると粉のコーヒーが付着しにくくなったり・・・
扇風機やサーキュレーターの羽根と外枠に丁寧に塗布しておくと、風の量が増す上に埃が堆積しにくくなるんです。
静電気はありとあらゆる現象の基に絡んでいる、といっても過言ではないように思います。車の世界で”静電気”というと”オカルト”と烙印を押されてしまいます。しかしきちんと理解したうえでその対策を行うとあれ?とうようなメリットを得る事が出来るんですね
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