新しく何かしらのチューニングネタとなる事がないかな?と思案しながらECU周辺(MINICON-DSやMINICON-αの接続部にも繋がるラインも含む)のハーネスを観察しながらあちこち触っていたら・・・

スポッという感じで+側のバッテリーターミナル部分が抜けた!ゲッソリ

緩んでいたんですね・・・

 

このバッテリー端子+側のターミナル周辺とボディ本体に接地させるアース線の固定ボルトの緩みは定期的にチェックした方が良いです。数年前にサーキットテスト中なぜか時折瞬間的にパワステが重くなる症状が出たんですね。ピットインしてチェックしていたら+側のターミナル部分のボルト緩みがあって抜けてはいないものの電極に接触したり離れたりの状態でした。№付競技車両レギュレーションにある絶縁テープでのターミナル外れ予防固定処理がされていたから抜けずに微妙な車両状態の変化だけで済んだんですが完全に抜けたら?と考えたらゾッとします。

 

 

当然ながら全電源が落ちてしまう・・・

即座に復旧したからECUの初期化はされていないとは思ったけれど、気持ち的に不安が残ったのでアイドリング学習をやり直す事にしました。

 

アイドリング学習の途中経過・・・電的負荷を最大にかけている段階

 

 

走り系某有名WEB番組で有名レーサーがチューニング車両でタイムアタックしていた際にコースオフした事があったんですがそれは今回のAir Repair iQと同じ原因でした。その車両のバッテリー端子部分は通常固定方式だったので走行中の振動と横Gで一気に抜けて瞬時にパワステのアシストを失ったんですね。これが旋回途中だったからなすすべもなく・・・

 

さて抜けるとせっかくのカーボンナノチューブペースト充填による電極部の通電能力向上策の効果も落ちそうなので再度塗布しなおして繋いで増し締めし絶縁テープで巻きます。無駄な事のように言われますが何かがあってからでは遅いんです。

全部の車が緩むとかというのではなく不特定な車で忘れた頃に現れる症状です。

色々な車両におけるチェック項目にはないけれど、+側の配線は全ての電源供給の源で重要なので固定ボルトの緩みは定期的に診た方が良いですよ。これは私の経験からの助言です。

 

 

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