タイヤサイズを205/40-17にして一ヶ月。

本格的なサーキットテストが雨天のためにできていないので、なんとも判断がつきにくいのですがなんとなく旋回時の特性に変化があるというか、操作入力方法を変える必要があるのでは?と思うようになってきました。

 

 

 

今まで、前後205/45-16を使い、前輪と後輪のホイルの幅とインセットを変えることによって、後輪をアウトに逃げやすく(タイヤの撓みの違いや荷重のかかり方を前後変えることによって)して、イメージとは裏腹に安定志向の強いiQを0舵角でアクセルを踏みながら旋回できるようにセッティングしていました。この特性がLSDを入れる事によってより顕著に表れるようになっていたのがついこの間までの仕様。

 

 

17インチではホイルによるセッティングができなく、前後同サイズのホイルになっています。

 

 

リヤのトレッド幅が広くなり、見た目は良くなったのですが、旋回時の初動を起こすためのブレーキの強さ、かけ始めから制動コントロールする強さ、ステアリング操作タイミング、舵角、スロットルを入れるタイミング、が変わってしまったんです。

 

タイヤはナンカンNS2Rのままなのですが、17インチになって絶対的グリップレベルは上がっているようには思えるのですが、リヤのホールディング性能が上がって、プッシュアンダーが出やすくなっているように感じるんですね。

軽い舵角を与えながらブレーキングを行い、リヤが若干外に逃げやすくなるのをアクセルONによりLSD効果で引っ張り抑えるという事がやりにくくなったような感覚なんです。LSDが効いてもアウト方向にはらみやすくなった?

 

これ雨天時の空いた一般道レベルでの話で、速度は知れているのですが限界域走行時においてはドライ路面でも顔を出す特性ではないかと予見するのです。特に舵角の大きい低速コーナーにおいては顕著に出るのでは?とも思ったり・・・

ただ、強めのブレーキを水溜りの上で行って見た感じでは、16インチより限界が高く縦のトラクション性能の高さは感じます。

 

ひょっとしたら、走り方を変えなければいけない?だとしたら結構なんぎな話です(~_~;)

データ取りテスト走行(練習的な)を結構な頻度で行わなければならないという事なんです。

ただ、助かるのは車両側でのセッティング幅が無く、今以上の性能のものがないというのがわかっていますからあくまでもドライビング方法を考えるということに集中できることです。

 

ドライビング方法の方向性が固まったら、前後でタイヤ銘柄違いで旋回特性の変化を生み出す事が必要になるかもしれませんね。

 

 

 

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