ずっと前から普段の足に、MTB遊びのトランスポーターに、仕事の部品運びに・・・とマルチに活躍してくれている軽のスバルステラカスタムRS。

少しご紹介を・・・このRN1(FF)はスバル内製のハイパワー軽自動車の最終モデルです。この前に乗っていたプレオRSのような5M/Tはないものの、ルーツ式スーパーチャージャーの4バルブDOHCで4気筒という今では存在しないパワーユニットを搭載しています。足回りも今の軽のようなリヤトーションビームと違い、4輪ストラットの独立懸架方式。

 

 

ノーマルでもそこそこなのですが、それを若干チューニングしているのがAir Repair仕様♪

BLITZ製ブーストUPプーリーKIT(80Hp:12Kg・m)、Air Repairアース&マイナスイオンエアフィルター、マジカルヒューズ、Ti2000ダウンサス、PM-μブレーキパットでご機嫌仕様ですね。

 

それが・・・

丁度一年前くらいから、失火を感じるようになり始めました。内容的には電気的負荷がかかるとアイドリング不調になる感じ。それさえ我慢すれば他には問題ない。

 

ですから、この場合でのスタンダード的な処置であるISCV(アイドリングスピードコントロールバルブ/今の車にはない部品)の洗浄を行いました。部品復帰後、またご機嫌な状態に♪

でも・・・

あれ~? 数百キロ走るとまたアイドリング不良。今度は少し感覚が変わり、加速時に失火してワンテンポ遅れて加速する感じ(´ε`;)ウーン…

 

アイドリング不良には変わりがないものの、その症状の中の内容が変わってきたんです。

(メ・ん・)?ミスファイア?

年式から考えると、プラグコードやイグニッションコイルが経年劣化で壊れたか?そんな時の症状っぽい。プラグの異常でも同じことが起こるけれども交換したばかり(症状が出始めた頃)だからそれは考え難い。

 

そのうち、その症状も微妙に感覚が変わり次に疑わしいと感じたのが、空気流量を計測するセンサー・・・

でも、エンジンチェックランプが点灯しないから履歴上には出てこない・・・

 

で、不調な中でカミさんが仕事に乗って行ってしまうし、私も私の仕事があるのでゆっくり検証ができないまま、ほぼ一年。そして、今週の初めに決定的な症状が出たんです。

 

仕事で乗ろうとエンジンをかけると1~2気筒が死んでいる排気音と振動。( ̄◇ ̄;)・・・ブーストUPのツケが来た?

今までISCVのことや他の事の対策はやってきたので他の事は考えられません。そこで、協力業者さんのところへ助言を求めるべく訪問。そちらの社長さんと試乗しても見立ては私と一緒。

 

とりあえずボンネットを開けてテスターをかける準備を・・・

インタークーラーを外しエンジンのヘッドを覗けるように準備する社長・・・

 

「Sさん、エンジン洗浄しました?」

「いいや」

「エンジンのヘッド部に水が溜まっていますよ」

「え~?」

 

プラグコードを抜くと、2番3番のプラグホールに水が溜まりプラグが水没している状態!

 

 

そりゃ、電気がリークして火花が飛ばなくなりますよ~(つд⊂)

 

そういや、1気筒死んだ状態になった日の前日の夜は、短時間集中豪雨があったんですね・・・

インタークーラーの高効率冷却の為のボンネットのインテークダクトは、雨をも集める役目をしていたんです。

 

ひょっとして、今までのアイドリング不調は溜まった水のせい?

多少の水はエンジンの熱で蒸発しますし、点検するときに外すと余熱+外気の風で乾くからわからなかったんですね。第一に予期していない症例なのでここ部分には気をとどめませんし・・・

 

ひょっとして、同様な原因で部品交換して直した人もいるかも?(部品代だけで5万近くかかります)

今回の処置は部品交換なしで、高圧エアで水を吹き飛ばして乾かしただけ・・・

昨日、乗った感じでは、エアコン使用時のアイドリング不調も、ライト点灯時のアイドリング不調も加速時の失火も皆無!

どうやら、原因はプラグホール内に溜まった水による電気のリークでプラグの火花が飛ばなくなった事みたいです。

 

これ、全く意識していなかったんですね。

私はランサーエボリューションの競技車に乗っていましたが、通常だとプラグホールの上には樹脂カバーが付いているんですが、エンジン熱が原因でダイレクトイグニッションコイルが壊れるのを防ぐためにカバーを除去していました。ボンネットにも大きな穴の空いたランサーエボリューション9MR‐RS。ステラと同様に雨水はエンジンにかかるはずなのですが、全く問題なかったんですね。

競技車だから、しょっちゅうプラグを交換するしイグニッションコード類も交換するから雨水が溜らなかった?

 

とりあえず、年式的には古いのでISCVとプラグコード、インタークーラージョイントホースは新品にすることにしました。

 

今回は競技車と違う一般使用車独特のトラブルを自身で味わいました。これも大切な経験ですね。

協力業者さんである「共立モータース商会」様へ伺ってはじめて判った事です。本当に助かりましたし勉強になりました。

ありがとうございますm(_ _)m

 

 

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Air Repairのチューニングの基本概念、機械の基本に忠実に、運転者が楽しく確実に運転できる車の追求です。

Air Repair ボルトオンボディ補強システムをホームページの上部タブに追加しました。

ショックアブソーバーはお客様にとっての唯一無二となるENNEPETAL/BILSTEINを得意としています。

http://www.t-san9.com/

 

 

Air Repair Rspec Oil 5W30

低粘度オイル(0W20ほか0Wで始まるもの)指定のNAエンジン向けに考えたオイルです。

性能は高級オイルしか使った事がない私が持っていた不満を解消するために作ってもらったオイルです。

1年半15000Kmの間に三回作り直して私が納得ができたもの!

3000Km走行が一番美味しい味の時期なので、3000Km交換をしていた方ならば5000Kmで、5000Km交換していた方ならば7000Km交換と単価は高いけれども結果的には経済的となります。

http://www.t-san9.com/original.html

 

 

Air Repair iQの元気の素!

タンクタイガーのページURL

燃料の概念を覆す燃料活性化触媒(詳細は国交省HPで紹介されています)

http://www.t-san9.com/original.html


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