陸運事務所での改造車検で出戻りをくらったAir Repair iQ。そんな体験をして”厳しくない”それってどういう事?ってツッコミを入れられそう・・・

落ちた理由は、Frブレーキキャリパーの純正よりも同等もしくは性能が良い事の証明が書類でできなかった事。

 

でも、車って建物と一緒で、色々なサプライメーカーの製品が、自動車メーカーというアッセンブリー会社によってまとめ上げたもの、と考えれば一つの考え方が出てきます。自動車メーカーは完成車に対してテストを行ない、それが道路運送車両法の保安基準に適合、乗り物に対する国の定めた安全基準や排気ガス基準に適合しているかを行います。だから、個々のパーツの性能評価データは持ち合わせていない、ということなんです。自動車メーカーさんが試験するのはアッセンブルされたものトータルの性能ですから・・・

 

ブレーキメーカーさんは開発時に、当該車両でテストを行ない製品化するわけですが、試験は行ってもその性能をを諸元表にすることは単体部品であるが故にできないんですよね。だって、性能の違う車両がいくつも存在して車両ごとに停止距離はちがいますから。実際に同一条件で個々の車種の性能試験を第三者機関において行うのは不可能といっても過言ではありません。

 

陸運事務所の検査官がいうのは、通さないのじゃなくて資料を開示して説明しろ、ということなんですね。だから、厳しくはないんです。問題は、資料が存在しない、ということなんです。それはおそらく、みんなが逃げているわけではなく、その考え方の方向性がつかめないから準備ができない、という事だと思うのです。

 

要は、性能が良い事をどうやって検査官に説明することができるか?という、営業センス的な戦略が必要という事になるのかな。この感じ、なんか覚えがある・・・ そう、前職時代(化学素材メーカー系建築材料メーカー勤務)にあった、公共工事物件での承認から物件引渡しまでのプロセスなんですね。

 

公共物件(民間大型物件も)は、総括して施主から注文を受けるのはゼネコンです。そこに素材を納入したり、または下請け建築業者からの注文が来たりです。予算的に採用が決まった後に、設計にたいして各承認用資料を提出して承認を得てから発注&手配となるわけです。工事の節目で検査が行われ問題なければ進み、最後に引渡し前検査が行われ合格すれば正式引渡しとなります。この前段階で求められる提出書類がとても重要なんですね。

 

車に関しても、要求される事柄は建築物と変わりがないように感じたのです。問題なのは、陸運事務所側が要求する書類を用意できない、ということなんですね。ストレートに検査官が要求してくる内容を受けて、自分自身でなんとかしよう、とすると厳しいという思考になってしまうのは当然かと思います。

 

何を問題視されているか?ここを読み解くことにより、どういった資料(入手可能な資料)があれば証明することができるか?自身がどのようにそれを活用して理論化することができるか、を考えると光が見えてくるのではないかと思うのです。

 

今日はブレーキメーカーさんに頂いた資料をもって再車検に行ってもらっています。結果はどうなるのか?ヒヤヒヤしながら待っています。

これでダメならば、一旦ノーマルに戻す他なくなります・・・

性能が格段に良いのが分かっていても、証明する手立てが限られる、というところが改造車検の難しさなんですね。

 

 

 

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