車を操る楽しみにおいて、一番は意のままに動く(もしくは動かせる)という事・・・
フルパワーのスポーツカーやスポーツ云々を謳ったハイパワーセダンでは味わえない世界がそこにあります。
ハイパワーセダンにおいてはGr-A全盛の頃、世界を席巻した日本車メーカーのエボモデルがありますが、それは別物。
私もインプレッサやEvoで実戦を戦ってきました。
真剣に乗りこなそうと思ったら、車からドライバーに要求される事をこなそうと思えば楽しさはなく、まさに修行・・・
じゃあ現行のホットハッチといわれるものは?
ルノーメガーヌ
シビックType R
このあたりの車は素晴らしく楽しいし、パフォーマンスも一級品です。
しかし・・・
大柄になり、車重も増え車両価格もそれなりになってしまっています。
少し前の競技ベース車両モデルを凌駕するような性能。
自分の能力(いじる楽しさや操るたのしさ)を超えた世界に突入しています。
乗りこなす為には真剣に車と対峙しなければ怪我をしてしまいます。
乗りこなす楽しみもありますが、恐らく疲れてくる方も多いと思います。
20~30年前は国内外共に、気軽(価格もメカニズムも)に動きを楽しめる車が沢山ありました。
VW POLO
シティターボⅡ
シティ JAFジムカーナ競技車両(ナンバー無し改造車)
ルノークリオウイリアムス
ファミリアGTターボ4WD(WRCのGr-A初期時代に活躍しました)
EP71スターレット
アウトビアンキA112ラリーカー
ここでは挙げられないほど、沢山の魅力のある手が届くベース車が存在しましたよね。
これらの車両の一番の魅力は、ボディサイズが手の内にあるということと、車体そのものが軽いということ。
速さの指標をパワーウェイトレシオで語る場合が多いし、それを信じ込む人も多いのですが、重さに速度が掛け合わせられる物理的エネルギーは普遍の法則で、軽いほど運動性に関しては有利に働き、運転していてもダイレクト感があって楽しいのです。
(トラクションや剛性の関わりもあるので、単純にはいきませんが傾向としては間違いないはずです)
車体が軽いとこんなに楽しい?
旧FIAT126(後輪駆動)
初期の頃の私のiQ
(この頃はタイヤはエコピア、通常TM&デフ、モデリスタスプリング、通常シートでした)
私の理想とするホットハッチの条件は?
・サイズが手頃
・車両重量1t未満(簡単な加工で可能になること)
・3Dr
・絶対パワーよりも感覚的に楽しいこと
・手を入れることにより化けること(大掛かりではなくても)
・パフォーマンスアップ部品のバリエーションがあること
・普段遣いができて、面倒が見きれること
以上です。
それでは今、入手できる車では?
MINI-JCW
ルノートゥインゴゴルディー二
ABARTH595
私の求める条件から離れている部分もあるけれども、概ね近い車たちです。私自身が乗ってみたく、オーナーになってみたい車でもありますね。
そして、これらの車の共通している事・・・
全てのブランドがラリー&レースの名門であるということです。
私がiQを選んだ理由は、サービス体制や純正部品の供給がある程度安定していて、3Drであること、1t未満であること、6MTがあること。ただ、実際にオーナーになってみると、現代の制御の罠やメーカーさんの親心や自動車業界における縛り等で、全く私のいうことを聞かない車だったんですね・・・。
アフターパーツを探すと?
市場に満足のいくものがほとんどない!
じゃあつくるほかないな!・・・となったわけです。
今のAir Repair号は初期の頃とは全く別物になっていますよ♪
競技ドライバーの私が考えて、また導入してテストして実戦投入しているものが私の会社の扱っているものです。
そして、その実績から一部のアイテムは、他車種にも転用可能で楽しさや性能向上を見込めるものがあります。
考え方は深く、手を入れることはシンプルに、そしてバランス良くが私のモットーです。
そんな私の会社のホームページがこちら(タブメニューで主な商品ページにリンクします)