こんにちは。体育学部健康科学科4年サッカー部学生トレーナーの森海人です。今回は、引退ブログということで、4年間を振り返ってみようと思います。長く拙い文章になると思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
初めてサッカー部の見学に行ったとき、とても緊張していたのを覚えている。
「トレーナーってどんなことをするのだろう? マッサージがメインじゃないの? え、ウォーミングアップもトレーナーがするの?」
当時はこんなことを思っていた。今考えると、何も知らずに学生トレーナーを始めたのだなと感じる。2カ月ほどの仮入部期間を過ごし、6月末にIリーグA所属として入部し、IPUサッカー部としての生活が始まった。
I1で印象に残っているエピソードがある。学生トレーナーとして徐々にできることも増えてきて、リハビリも任せてもらえるようになった頃、ある選手から「リハビリしてくれるのはありがたいんやけど、海人のリハビリおもんないわ。もちろんメニュー考えてくれてるから手を抜くとかしないけど、もうちょい楽しくリハビリしたい」とアドバイスを受けた。その時に自己満でリハビリを行っていたと気づいた。そのアドバイスをもらってから多くのことを考えて、リハビリに取り組めたと思う。自分の良いところ、悪いところをはっきりと伝えてくれたその選手との出会いによって、トレーナーとして成長することができたと感じている。本当に感謝しています。
10月からはトップチームに所属した。合流直後のリーグ戦(vs山口大)でチームはリーグ戦初黒星。その翌週のリーグ戦(vs広経大)では隼の骨折。その頃は自分のことを疫病神だと思っていた。その後、チームは中国学生リーグ優勝、中国大学サッカー新人戦優勝を果たし、全国大会出場を無事決めることができた。選手の時には叶わなかった全国出場という目標を、違う形ではあるが実現することができて本当に嬉しかった。選手としてはできなかった経験をできるということが、自分の中でやりがいの一つになっている。特にそれを大きく感じたのが2年生の時の天皇杯2回戦だ。
チームバスに乗ってヴァンフォーレ甲府のホームスタジアムに入っていったとき、自分は泣きそうになっていた。今思うと少し恥ずかしいが、Jリーガーを疑似体験している気分だった。Jリーガーになるという夢を諦めた自分がJリーガー同様に会場入りをする。そんな状況に感動していた。試合すら始まっていないし、バスで会場についただけなのにものすごく感慨深かった。試合前に浮かれすぎだったと反省するが、一生忘れられない思い出であり、「Jリーグでトレーナーとして活躍する」という目標に対する想いが強くなった。
そして、天皇杯が終わりある男が学生スタッフの一員となった。羽山温音だ。
天皇杯の1回戦の試合前にいきなりセットプレーの確認をし始めて、急にどうしたんだと思っていたら、2回戦でも試合前に相手チームの分析内容を熱弁。最初は、驚きが勝っていたが、すぐにリスペクトに変わった。つい数か月前に入学し、試合にも全く絡んでいない選手がチーム全員の前で物怖じせず、行動を起こした。その後、学生スタッフへ転向。とにかく行動力があり、中途半端なことはせずやり切る。高いコミュニケーション能力。同じ学生スタッフとして、学ぶことが多くあった。長くなってしまうから、温音のことはここまでとするが、温音と共に戦うことができたことは大きな財産になった。Gracias Haruto
3年生の頃を振り返ってみるが、あまり思い出せないというのが正直なところだ。拓斗さんのスーパーFK(vs広島修道大)だったり、雄平のゴール(vs東海学園大学)だったり、名場面は思い出せるが、自分自身に関しては良くも悪くも変化が少なかった年だったように思う。環境に慣れてしまっていた。だから大きな失敗はなかったと思うが、成長を自分で止めてしまっていた。本当に不甲斐ない1年間だった。
4年生では再びI1に所属した。大学サッカーラストイヤー。チームとしても個人としても成長し、最高の結果で終えることを目標に取り組んだ。ただ結果を出すことはできなかった。大学サッカー引退が決まったプレーオフ決勝の11月2日。奇しくも自分が高校サッカーを引退した日と同じだ。自分はその日AT試験があったため、帯同することができなかった。結果を聞いたときは、とても悔しかった。復帰を見送った竣にも申し訳なかった。ただ、活希が出場したのを聞いて、少しは報われたような気がした。つらい時期がほとんどだったのに頑張ってくれてありがとう。ラスト1年I1でやれて本当に良かったです。
4年間振り返ってみると、本当に多くの経験をさせていただきました。後悔が多く残っていますが、楽しい思い出もたくさん残すことができました。そして、とても多くの方々に支えられていたのだと感じました。
江波戸先生、小玉先生、塁さんをはじめとするメディカルの先生方、先輩トレーナーの皆さん
右も左もわからない自分に多くのことを教えていただき本当にありがとうございました。時には悩みや相談にものっていただき感謝しております。少しでも皆さんに追いつけるように精進します。ありがとうございました。
同期や後輩トレーナーのみんな
みんなが頑張っている姿をみて負けたくないと思い頑張れたし、みんなのおかげでたくさん笑うことができました。特に陽登はめちゃくちゃ頼りにしてくれたし、陽登がいろいろ意見を言ってくれたから自分も色んな気づきを得ることができた。ありがとう。康介はリーダー頑張ってね。
学生スタッフの皆さん
選手だけでなく、自分たちまで支えてくださりありがとうございました。みんなの頑張りがサッカー部を支えてくれていると思います。これからも勝利へのサポートをよろしくお願いします。またどこかでお会いしましょう。ありがとうございました。
選手の皆さん
僕たちの活動があるのは、選手の皆さんのおかげです。1年生の頃から頼っていただきありがとうございました。先輩から後輩まで皆さんが心強かったです。そして、たくさんの大舞台に連れて行っていただきありがとうございました。また、夢の舞台に立てるように頑張ります。怪我人を経験した皆さんは、きついリハビリを頑張ってくれてありがとうございました。本那キャプテンや流星は、サッカー以外でも大変お世話になりました。ありがとう。
指導者の方々
皆さんのもとで活動ができて本当に良かったです。トレーナーとしてもそうですが、一人の人間としてより成長することができました。大学サッカーで学んだことをこれからの人生で活かしていきます。ありがとうございました。
4年間サッカーを嫌いになることは一度もなく、部活が大学生活最大の楽しみでした。今後、サッカーに恩返しができるようにトレーナーとして頑張っていきます。そして、今後の人生で多くの選択をすると思いますが、桂さんから教わったように、正しい道を選択するのではなく、選択した道を成功にできるように頑張っていきます。ありがとう大学サッカー。
長くまとまりのないブログになってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今シーズンもIPUサッカー部の応援を宜しくお願い致します。