すこしずつ お互いの
バランスが 崩れはじめて いた こと
気づかなかった 振りを した 二人
このさよならの 後の
約束が 永遠にない ことも
気づかなった 振りを した 二人
こうして終わった 二人の あとは
からっぽの ままの
天秤だけ が 残っている
すこしずつ お互いの
バランスが 崩れはじめて いた こと
気づかなかった 振りを した 二人
このさよならの 後の
約束が 永遠にない ことも
気づかなった 振りを した 二人
こうして終わった 二人の あとは
からっぽの ままの
天秤だけ が 残っている
放課後の渡り廊下は
だれもいなくて
いつもあなたと二人占め
右端はあなた
左端はわたし
遠くから 聞こえる
ブラスバンド の
練習 を 聴きながら
セピア色に染まった
校庭に気がつくこともなく
いつまでも
二人
ただ 夕日を浴びていた
あの頃は
二人で
いることだけが
ただ 本当に
うれしかった
ただ 本当に
うれしかった
蛍の光がはじまった
今日でほんとにお別れだね
卒業証書なんかより
欲しかったのは
あの子の第二ボタン
答辞なんかより
言いたかったのは
「好きでした」の一言
蛍の光がおわった
今日でほんとのお別れだね