あなたにあえなくなってから半年。そう、あなたがいなくなってしまってから半年。
そして、この通りを一人で歩くようになってからも半年。
わたしずっと考えてしまうんだ。あの映画のタイトル見たらあなた見たいっていうかな?
あのショーウインドウに飾ってあるTシャツ欲しいって言うかな?
そんなことばかり考えているよ。あなたならこれを見たら、これを聴いたら
なんていうかななんてことばかり考えているよ。
あの日からすべてが凍り付いてしまったと思っていたのに。
早いよ、時ってこんなにも残酷に進んでいくものだなんて思ってもみなかった。
あんなにもたくさん一緒にいた時間が思い出になってしまうなんて。
でも、不思議だね。流した涙と果てしない悲しみだけはなかなか思い出になってくれないんだ。
ほら、綺麗な満月が公園通りのビルの隙間に見える。
ここから見る月の光ってなんでこんなに優しいんだろうってあなた言ってたね。
そして、ここから月を見るの、あなた大好きだったよね。
そして、わたしはこんなに綺麗な月の光にかすかに照らされたあなたの横顔
見てるのが大好きだったんだよ。
こんな夜はあなたのことばかり想ってしまうよ。逝ってしまったあなたに、
もうこの想い届けるすべなんてないのに、ね。
あなたが大好きだった月の光がこの想い、届けてくれればいいのに、。
そんなことばかり考えてしまう、よ。