海水浴の話で思い出した?のはなし | ふりちんの寅のブログ

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東京人は夏、海水浴に行こうとすると


神奈川県か千葉県に出かける。


神奈川は湘南や江ノ島海岸とか鎌倉の海とか。


そしてそこはサーフィンというしゃれたスポーツの憧れがあり、


サザンの匂いのするビーチである。




俺も若い頃、夏のドライブに湘南方面に出かけたものだ。


友人は埼玉県人でとりわけ海に憧れがあり、


丘サーファーを自認しながらも海へ誘われた。



あるとき車を走らせて江ノ島に向かっていた。


当然大渋滞である。


そこでわき道を探して住宅地をこまごまと走りまわる。


当時はナビなんてなかったから地図を片手に、前を走る車が


東京ナンバーで屋根にボードなんかを乗っけていると


「絶対前の奴らも海に行くに違いない。サーフボードを積んでるからには


この辺の裏道にも詳しいに違いない」という憶測で


前の車に続いて細い裏道を走り回ったのである。


道はどんどん細くなり、山道に入る。


「そうか、ここを山越えしたら海だ」と期待してついていく。


同じ思惑の東京ナンバーの車が5・6台もつながって山道に入っていった。


すると竹林の手前に麦わら帽子をかぶったおじいさんが椅子に座っている。


目の前にはさお竹を横に渡しててあり


「ここは有料道路だから通行料200円」とざるを出し、金を要求された。


「?」「ま、200円だからいいか」「でも」「後ろもつながってるから早く渡して行こう」


みたいな会話のあと、竹林の山越えまでして江ノ島海岸に」到着した。


砂浜に横たわりサンオイルに光る体で考えた。


どう見たってあの爺さんは地元民であの道路は有料道路とは思えない。


きっと地主が抜け道を走り回る車を対象に個人的に金を搾取してたとしか


思えないのであった。


今となっては事実は調べようもないが・・・