今のリストラ問題は派遣法を制定したことに始まる。と思う
国は失業率を少しでも減らす為に、派遣法を制定し少しでも失業者をなくそうと
新しい法律をひねり出して、国民を何らかの仕事に付かせる道を作った。
ただし、その法律の内容は働く者のためになるものではなく、雇用者と隙間で商売しようとする
派遣会社(この法律が出来たことにより商売として成り立った)、
そして国の失業率の数字を下げて満足する役人のためだった。
雇用者は社員を雇うより手軽に(いつでも不要になったら解雇できる)、安く(退職金、厚生費用などかけぬ)
使おうとし、会社としては法に定められた都合のいい利用方で派遣社員を使いまわしてきたのだ。
今行われていることは企業にとっては当たり前の事で、法にそれが出来るように書かれているわけだ。
そしてこの悪法は年を経るごとに最悪法に改悪されていく。
製造業は最初派遣の対象にされていなかったが、それも認められてしまったのだ。
日本の産業は製造で成り立っている。
この改悪によって製造業(いま、話題になっている自動車産業や電気産業)は喜んで派遣を雇う。
景気のいい時期はそれで良かった。いや良かったのは雇用者と派遣業者だけかもしれない。
被雇用者は悪い条件の中で日々の生活を守るために、できることなら正社員になるべく、必死に
働いた。しかし正規雇用の道は開かれず、派遣のまま今に至り、派遣切りの憂き目にあって
いるような次第だ。
今こそ目覚めよ!この悪法の所為で日本の労働者に貧富の差が生じてしまったんじゃないのか?
悪法は一日も早く改正して正しい法律に改正していく必要がある。
雇用者に使い勝手いい法律では駄目なのだ。ちゃんと被雇用者の立場も確保しつつ・・・例えば・・・
失業保険や雇用保険は勿論、健康保険などの社会保険の加入も企業側で面倒を見てやるような
制度でなくてはならない。
国では一応指導は行うがそれ以上に踏み込んでいかなかった。
ならこんな法律は廃止にして、正規雇用で労働者をやとう方向に戻せ。
世の中には非正規雇用者は自らそれを望んで、いつでも辞められる、気楽な道を選んでいると
勘違いな意見を言う人もいるが、それは間違いだ。
確かに若者の中にはそういう人生を歩もうとした者もいるのは否定できない。
しかし、彼らは自分に合う仕事が見つけられず、もっと違う夢を求めていたに過ぎない。
例えば音楽とか映画とか、大人から似ればバカな夢なのだが、しかし世の中にはそれで
成功した人間もいるわけだし、夢に向かって努力すれば成功者になれる世の中であることも
大事な事なのだと思う。
彼らは年を経て夢を諦め正規の仕事に就こうと思ったとき、またある程度年を経た中高年者も
この悪法のために非正規社員の道しか残されていなくなり、その悪条件の中で仕事をして
生きてきたのだ。
人生には挫折もある。挑戦することもある。病気になることもある。そうした時期を経て
あらたな目標を見つけ、人生を歩みだし、人生を全うできる世の中が理想ではないか?
今は挫折したら、挑戦に失敗したら、病気になったら・・・正規ルートから外れて弱者に
なり、そこから這い上がり難い世の中になっている。
これにはまた、俺はそこから這い上げって成功した、とか、そこでくじけているから駄目なのだと
いう意見が聞こえそうだが、もしこの法律が無かったら・・・と考えると悪法とあえて言いたい。
政治家は今の状況を正すのが仕事。
新しい法律を作るのも仕事なら、改正も廃止も君らの仕事なのだ。
またそれが出来るのは立法府にいる国会議員しかいないのだ。