公平な企画 | 靴の一歩堂店主のブログ

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国立旭通り商店街では

「一店一品ポスター」と言って、

共通のフォーマットで印刷されたポスターの空きスペースに「お店の宣伝文」を書き込み店頭に掲示する仕組みを作りました。



通りを歩く人にとっては有り難い仕組みだと思います。

店に入らなくても特徴が分かりますからね。


そしてお店や商店街にとっても良い企画だと思います。

お金も手間も少なく宣伝ができますから。


でもね、

これを他の街でやろうとしたら反対されたそうです。

「ポスターを作るのに上手下手があって不公平ではないか」

「名物や自慢の品やサービスがあるお店はよいが、ないお店はどうしたら良いのだ」

が理由でした、、、


確かにその通りです。

でもね、

商売をしている以上、

そんなことは当たり前なのです。


この企画は、

頑張るお店ほど繁盛する「公平な企画」なのです。


ポスターを作るのが下手でも、

周りのお店を見ながら工夫して作ればいいだけなんです。

絵や字が下手でも、何もしないよりお客様には確実に伝わります。

どうしてもポスターを作る自信が無ければ、

上手な人に「今度、ご馳走するから良いのを作って欲しい」ってお願いする方法もあります。


名物や自慢できるものが無ければ、

今からでも遅くはないから作ってしまえば良いのです。


これを「できないお店に合わせて何もしない」ってことは、

商店街のお店のレベルを最低に合わせるってことですから、

街の元気が無くなってゆくのです。