就職活動用の靴 | 靴の一歩堂店主のブログ

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女性の就職活動用の靴として、

「なかなか足に合うパンプスが見つからない」とお悩みのお客様が何人もご来店いただいています。

 

ただ、

結論から申し上げますと、

女性の就職活動用の靴(ビジネス用の靴)は「パンプスでなくてはいけない」と言う決まりなど、

ほとんどありません。

ましてや「ストラップのあるパンプスは不可」と言う企業は

(一部「服装規定」で、そうと決まった企業はありますけど)

今の時代、まず見つけることはできません。

 

元々パンプスは働くための靴ではありません。

かつてはそうだったかもしれませんが、

男女の性差など関係無しに働く現在では、

活動し易い紳士靴のような紐で足を固定する靴の方が良いくらいです。

 

自分の好みでパンプスを選ぶのならば話しは違いますが、

仕事や面接用に靴を探していて、

どうしても合うパンプスが見つからない場合には、

マニッシュな紐靴をパンツスーツに合わせれば良いのです。

 

要は

「リクルートスーツはこうでなくてはいけない」と言う常識に囚われるのではなく

「面接は自分をアピールする機会である」とか

「商談で相手に失礼の無いようにフォーマルな服装で望む」と言う、

本来の目的を認識すれば、

今までの常識を破ることができるのです。

 

一歩堂ではこれを説明した上で、

お客様にピッタリの靴をご提案するようにしています。

 

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因みに、

これは靴だけの話ではありません。

リクルートスーツと言えばクロが定番です。

「黒以外のスーツを着て悪目立ちしたらどうしよう?」とか

「とりあえず無難に黒にしよう」ってことが理由だと思います。

 

でも、面接をする側から言わせてもらうと、

ダークスーツならば濃い灰色や紺色でも良いのです。

(もちろん、黒が好きで着用するのならば話は別です)

逆に、全員が黒いスーツの中、

1人だけ灰色や紺色のスーツの方が自分をアピールできるというものです。

 

同様にお受験の親の服装も同じです。

母親の服装はユニフォームのように紺色のアンサンブルです。

有名私立校の先生と話しましたが、

そんなルールはないそうです。

 

逆に、

皆と同じ服装で臨む人を

「常識があってよい」などと判断する保守的な企業や学校は入っても面白くはないでしょう。