「当たり前」と思うから親ガチャが始まる? | 靴の一歩堂店主のブログ

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2021年に「親ガチャ」と言う言葉が出て来ました。

親の所得や生活環境で、

自分ではどうすることもできずに、

未来が決まってしまうと言うものだそうです。

 

正直に言って、

それはある程度当たっていると思います。

 

親が裕福だと充分な教育を受けられて、

有名校に進学し、

良い企業に就職して安定した生活が保証されるのは否めません。

逆に貧乏な家庭に生まれたら、

勉強する機会に恵まれずますます貧乏になると言うものです。

 

ただ、

それを「親ガチャ」と言って当たり前だと思うからいけないのだと思います。

知り合いに資産家の家庭に生まれた人が何人かいますが、

ある人は「親に感謝している」と言い、

ある人は「相続税なんかが面倒」と愚痴をこぼしています。

二人とも商売をしていますが、

どちらのお店が繁盛しているのか想像ができると思います。

 

一方で、

あまり裕福ではない家庭に育った友人もいっぱいいますが、

「努力次第で何とかなる」と言う人と

「どうせうちは貧乏だから」と諦めている人がいます。

これもどちらが楽しく暮らしているのか想像できますよね。

 

私は地方の(貧乏ではないけれど)裕福ではない家庭に育ちましたが、

親の事業が苦しくて学費の支払いが難しくなった際、

大学が奨学金について親身になって世話をしてくれました。

学業とクラブ活動を両立できるアルバイトも紹介してくれました。

もちろん私自身も返済不要の奨学金の権利獲得のために頑張ったつもりです。

環境に恵まれなくても、

努力次第によって道は開けるのですね。

 

友人の中にはお金持ちではないけれど医師になるために、

必死に勉強して国立の医科大学を目指している人が何人もいました。

中には学費が無料の防衛医大や自治医大を目指した人もいます。

 

確かに親ガチャはあるのでしょうが、

それを覆すためのチャンスはいくつか用意されていると感じます。

それを掴むためには自分から諦めずに行動するしかないのですね。

 

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追記

韓国では財閥二世三世の言動が問題になっていると言うテレビ番組を見ました。

これも親ガチャの一種で、

恵まれた環境に生まれたことを当たり前の権利で親に感謝しなかった事が原因ではないかと感じています。