私は天邪鬼と言う性質で、
人と同じ型にはまったことが苦手です。
なので趣味の山登りでも、
ただ登るだけではなく山での食事を楽しみにしています。
本来のスポーツとしての登山ならば、
装備をできるだけ軽くして、
栄養バランスが良いけれど軽くて携帯性に優れた食事を持ってゆきます。
食事の味は二の次で、
生きるために栄養補給となっています。
靴や雨具やウエアなども最新の高機能にしなくてはいけません。
登る為に常に体を鍛える必要もあります。
これが登山の常識となっているので、
趣味で登山を楽しむ人も、
何故か山での食事は美味しさよりも携帯性に優れたものになってしまっているんです。
そんな中、
最近の私の山での食事は
*春はガーリックトースト
*夏はナンで食べるインドカレー
*秋はチーズフォンデュ
*お正月はお汁粉
*お誕生日の人がいたらケーキも作りますしシャンパンも持ってゆきます。
などなど。
このために通常のコンロとコッヘルだけじゃなく、
余計な装備を持ってゆきます。
登山をスポーツと考える人から見たら「邪道」なのでしょうが、
これが楽しいのです!
こんなふうに、
私は人と違うことをするのが好きなのですけど、
基本はしっかり守っています。
山ですれ違った人と挨拶は欠かしませんし、
登りを優先します。
最初は経験豊富な人と一緒に登り、
登山に関する本もいっぱい読みました。
また疲れない歩き方も練習しましたし、
岩場での手足の使い方も学んでいます。
地図もコンパスも持って行きますし、
非常用の薬やビバークの用意もしています。
道に迷っても一晩過ごすことができる装備は必ず持って行きます。
そこまで出来て、
初めて人と違うことができるのだと考えています。