蒸れずに足の臭いが軽減される靴を開発しようと、
空気が流通する靴を開発しようと頑張って人がいました。
ポンプの効果で歩く度に涼しい空気が靴の中を通るのですけど、
重たくなってしまうのと、
ゴツくなっしまうので実用化されていません。
この仕組みを小型軽量にするように頑張っているのです。
凄い技術だなあって思ってしまいそうですが、
実は全くの無駄な努力です。
この研究者は空気が流通する靴を開発しようとしていますが、
本当の目的は蒸れない靴を作ることです。
蒸れない靴を作るのにはもっと簡単な別の方法があるのです。
それがいつの間にか空気が流通する靴を作ることが目的になってしまっているのです。
実は、
私の周りにはこんな例がいっぱいあります。
かつては全国どこの商店街でも、
街を盛り上げるためにイベントを行なっていました。
でも、
多くのイベントは当日だけ人がたくさん集まって、
それでおしまいです。
本来は、
商店街にお客様を呼び込み売り上げを上げたり、
知名度を上げるのが目的なのです。
でも、
いつの間にか「盛り上げること」が目的となっていたのです。
会社も効率よく仕事をするためにあるのに、
経営者や上司の立場を守ることを優先してしまって、
非効率になってしまうことが多々あります。
かく言う一歩堂も、
イベントを企画する際に、
目的を忘れて盛り上げることばかり考えてしまうことがあります。
お客様の笑顔と言う目的を忘れて、
売り上げを優先してしまいそうになることもあります。
大いに反省です。
常に「一歩堂は何のために存在しているんだ」って確認を怠らないようにしなくては!