若いころ「お客様のために」と言う理由で(正確には「言い訳」で)
上司の立場を悪くすることをしてしまったり、
手続きを無視するような仕事をしてしまいました。
もちろん、これは私のミスであり、
その都度大目玉をくらった覚えがあります。
ただ、その都度上司たちは「お客様のために」と言う共通の目的のために、
私を叱り飛ばしながらも、
一所懸命、私の仕事に協力してくれました。
残念ながら、
最近は上司や自分の立場を優先し、
「挨拶が無いから」「手続きを踏んでいないから」と言う理由で、
引き受けていた仕事を放棄してしまう人が多くなってしまったような気がしています。
誰にでもミスはありますから、
「挨拶」や「手続き」で失敗してしまうことがあります。
でも、それに対して反省しているのだったら、
十分な注意や叱責をしたうえで仕事を継続するのが筋ではないかと思うのです。
これは話題の芸能界の話ではありません。
私たちの周囲にいっぱいあるような気がしております。
少なくとも私は、
自分の立場とお客様の喜びを天秤にかけたら、
後者を優先してゆくつもりです。