この真夏の時期に各地の博物館・美術館で
特別展や企画展が開催される中で、
滋賀県大津市の大津市歴史博物館が
同じ期間に企画展2展を同時開催する。
2展は歴史と鉄道の企画展のため、⚔️🛤️
この大津市歴史博物館の企画展2展は
是非観に行きたいと思っていた。
当初は京都や大阪の他の博物館の
夏期の特別展とセットで8月を目処に
観に行くつもりだったが、
東海地方を含めた他の博物館・美術館でも
観に行きたいと思った特別展や企画展が
この真夏の時期に目白押しで、
そのうえ7月27・28日に住んでいる地区の
神社の伝統の祭りが予定されて、⛩️
27・28の土日に両日とも、
祭りの準備も含めて参加するため、
大津市歴史博物館の企画展開催初日の今日、
朝に母をデイサービスに見送った後で
大津市歴史博物館のW企画展だけを
観に行くことにした。
今朝は母をいつもの時刻に
デイサービスの迎えの車に見送り、
9時頃自宅を出発した。🚘️🕘
いつもの関西方面への日帰りの常套手段の
垂井駅前での駐車も考えてはいたが、🚉🅿️🚗
今回は墨俣の近くのショッピングセンターに
一週間ほど前に叔母と買い物に訪れた際に
落とし物をしていて、それを受け取りに
墨俣方面に寄ることになったため、
落とし物の受け取りに行ってから
名神の安八スマートインターへ走って、
滋賀県内へクルマで入ることにした。🛣️🚘️
垂井駅でのパーク&ライドも
ショッピングセンターに着くまで迷ったが、
今日は学校の夏休み初日で
とくに米原駅での乗り換えが
「青春18きっぷ」利用客も含めて
非常に多くて混雑が大変ではと思い、
滋賀県内のJR琵琶湖線の駅で、🚉
それも駅前に大きな駐車場があり、🅿️🚗
新快速電車が停車する駅で
パーク&ライドしようと考え、💡
彦根市の南にある東近江市の
能登川駅へ行くことにした。🚉🚘
今朝はまずショッピングセンターに立ち寄り
落とし物の受け取りついでで飲料を買い、🧴
さらに近くのスタンドで給油も行い、⛽️
名神の安八スマートICへ走った。🛣️
ショッピングセンターも安八への県道も
混雑していて思ったより時間はかかったが
無事に名神に進入出来て、名神は混雑無く、
11時過ぎに名神彦根ICから
国道8号線に出られた。🚘🕦
濃尾平野では真夏の晴天だった天気は、🌞
関ケ原から曇天になって、やはり関西は
梅雨が開けていないのだなとよく分かった。☁️
彦根の国道8号線はいつも通りの混雑で
能登川駅の到着時間を読めなかったが、
東近江市内の愛知川で能登川駅付近へ行く
県道に無事入って駅前の大駐車場に入った。🅿️
能登川駅前の大駐車場は隅の方に空きがあり、
駐車して正午直前に駅に到着した。🚉🕛️
能登川駅は以前は東口に駅舎があったが、
旧能登川町のランドマークの大水車を
モチーフにした橋上駅舎に建て替わり、
西口の平和堂能登川店に屋根付き通路で
つながる便利な駅になった。🛒
能登川駅はJR琵琶湖線の新快速停車駅で、
大学時代から駅は知っていたが、
徒歩圏内に史跡も博物館も無いため
利用したことが一度もなく、
今回パーク&ライドの駅として目星をつけ、
初めて利用することになった。
ここから京阪電車石山坂本線に接続する
石山駅までのきっぷを買うと、
片道590円だった。👛
2週間前、石山駅から垂井駅までが
片道1,520円だったため、
米原駅と彦根市街を越えると
こんなに運賃が違うのだなと思った。🤔
お昼過ぎの新快速電車に乗れたが、
夏休み初日の土曜日のためか
老若男女色々な人たちが乗車していて
電車内は非常に混雑して空席が無かった。
石山駅で京阪電車石山坂本線に乗り換えても
電車の乗客の混雑は変わらなかった。
大津市歴史博物館の最寄り駅は
三井寺駅または大津市役所前駅だが、
博物館の手前の方で立ち寄りたい場所があり、
時間的に昼食にも行きたくなり、🍚🥢
びわ湖浜大津駅で下車した。🚉
そして駅前のラーメン店に昼食に入り、🍜🍥
京津線の併用軌道の走る通りを少し歩いて、🚈
中央一丁目交差点からナカマチ商店街に入る。
商店街を西の端まで歩いて、🚶
⛩️長等神社の前から
大津市歴史博物館は、 琵琶湖疏水を越えると
三井寺の自動車用の通用口と
大津市伝統芸能会館の前を過ぎて
大津商業高校のグラウンドの背後の
2車線の道路を西へ入っていく。🚶
その角には歴史博物館の案内看板がある。
本能寺の変で明智光秀側に付いたが、
秀吉の側室になった姉の竜子が
助命嘆願するなどあって許されて、
近江国高島郡(滋賀県高島市)内で
領地を得てから度々の戦功で領地を増やし、
1595年(文禄4年) から
滋賀郡大津城主6万石に移され、
1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いでは
居城の大津城に籠城して
西軍の立花宗茂ら1万5千人の大軍を
足止めして関ヶ原へ向かわせなかった。⚔️🏯
戦後にその功績でもって
若狭一国と近江高島郡の一部の
9万2100石に加増され、
若狭国内の室町時代からの拠点だった
後瀬山(のちせやま)城に代わる
小浜城と城下町を築き始めた。🏯
今回の大津市歴史博物館の企画展では、
その京極高次の生涯について
たくさんの一次史料・二次史料の展示から
詳しく理解を深める内容で、
出雲松江や讃岐丸亀に伝わった史料もあった。
また京極氏は室町時代から変わらず
近江国坂田郡清瀧(滋賀県米原市)の
清瀧寺德源院を菩提寺としていて、📿
この德源院の資料展示も多かった。
大津城主として大津に関わった京極高次は
この時代の人物としては脇役になるのか、
秀吉・家康が主人公の時代劇では
「浅井三姉妹」の次女の初の婿として
必ず登場人物にはなるけれど
チョイ役で終わってしまう印象があるが、
中世の名門武家から近世大名へ
見事に転化した人物として
大きく取り上げられておかしくない
立派な人物だったのだなと
今回の企画展を観て思った。
また今回の企画展は、京極高次について
立派な人物像がしっかりつかめるほど
史料展示が非常に充実した
中身の濃い展示だったと思った。😆
「京極高次展」に続いて、
「JR湖西線開業50周年記念
わたしの湖西線展」を観る。
京阪神地方と北陸地方をダイレクトに連絡する
幹線鉄道線として敷設されたJR湖西線は、
滋賀県の琵琶湖西岸地域にとっても
地域住民の重要な交通手段となって、
開業後50年間、京阪神↔️北陸地方の
特急電車とともに普通・快速電車も
湖西線を走り続けている。
今回の企画展は、その地元が見たJR湖西線の
様々な姿を、数多くの写真や記念きっぷ、
電車の方向幕などの展示から振り返る
JR湖西線に特化した展示だった。📷🎟️🚆🛤️
近江今津駅までの往復はあきらめた。
大津市役所前駅から京阪電車石山坂本線で
京阪石山駅へ戻り、JR琵琶湖線の石山駅で
新快速電車に乗り換えて能登川駅へ戻る。🚊
能登川駅前の平和堂能登川店で買い物して、🛒
駐車場から出たが、帰り道は
能登川駅の北西方向へ荒神山まで走り、⛰️
その麓あたりから琵琶湖畔の湖周道路を走って
国道8号線の渋滞区間を回避した。
そして彦根市の佐和山で国道8号線に入り、
いつもの米原方面から帰宅する際の
国道21号線から関ヶ原バイパスへ入るルートで
池田山トンネルを経由して帰宅した。🚘