◎どうするプロローグ❏
静岡県静岡市へ、
NHK大河ドラマ『どうする家康』大河ドラマ館と
徳川家康の関連の企画展を観に出掛けた。
この時期に静岡へ出掛けたのは理由があって、
まず大河ドラマ『どうする家康』の放送が
関ヶ原の戦いのシーンを終えて
徳川家康が駿河国駿府城に戻ってくる時期に移り、
今年の『どうする家康』大河ドラマ館3館
(愛知県岡崎市・静岡県浜松市・静岡県静岡市)の
静岡の大河ドラマ館を観に行きたくなったこと、
そして大河ドラマ館へ行くなら、
昨年オープンしながら定員入場のための予約制で
行く機会が無かった静岡市歴史博物館へ
入場予約を取って行くこと、
それから駿府城跡に近い静岡鉄道の新静岡駅で
静岡鉄道の2024年のカレンダーを買い求めることの
3つを叶えたかったためだった。
📝どうする旅の計画🎫
今月は24日(金)が仕事休みで、
再び夜行バスで関東方面へ旅行に行き、
その帰り道で静岡市へ立ち寄ろうと考えたが、💡
静岡市歴史博物館のHPの予約入場の申込ポートで
24日以降の予約入場の申し込みが出来なくて、💻
関東への夜行バス旅と静岡行きは切り離し
(24日夜からの夜行バス旅は行かなくなった)、
静岡市歴史博物館に予約申込みが出来るこの土日、
そして日程的に時間に余裕があるこの土曜日に
博物館入場の予約を取った。
今回、
大河ドラマ館見学と静岡鉄道カレンダー購入も
日帰り旅の一緒の行程でこなすため、
静岡市歴史博物館見学は日帰りの日程の
真ん中あたりの正午に予約して、
静岡大河ドラマ館は開館時刻の午前9時を目処に
JR静岡駅に到着してから目指すことにした。
🅿どうする駐車場🚘
静岡へ行くと決まれば、どうやって静岡へ行くか、
それが最大の問題になった。
静岡市は何故か❓毎年訪れていて、
昨年は伊豆の国市へ大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の
大河ドラマ館と関連史跡を見学した後に
清水から静岡鉄道の電車に乗って
新静岡駅を経由して帰路についていた。🚞
静岡には頻繁に行くので、
クルマも鉄道利用もどちらも慣れていて、
迷うことなくスムーズに静岡へ行けるが、
今回は鉄道利用でもクルマでも、
静岡鉄道の新静岡駅へ立ち寄るためもあって、
静岡市内はJR静岡駅から歩きたいと思った。🚶
静岡の手前の藤枝市や島田市あたりで
駐車し電車に乗ろう(パーク&ライドしよう)と
東海道本線沿線の駐車場をネットで探したが、🅿🚉
静岡近くまで高速道路を走るのは
心身ともに疲労が大きいため、🛣🚘
当日朝に心身ともに異常や疲労を
少しでも感じていた場合には
岐阜から近いJR東海道本線の
木曽川駅(愛知県一宮市)の駅前駐車場
(一日駐車料金が安い)にクルマを入れて、
出来るだけ電車で移動することにした。🅿⇒🚆
静岡までクルマで行っても電車で行っても
どちらも所要時間は4時間ほどで変わらないが、
自宅近くから路線バスで鉄道駅へ出ないのは、
始発のバスの発車が朝6時近いために
その分静岡到達が遅くなるためで、🚍🚏✖
木曽川駅で5時台に電車に乗って、🚞
大河ドラマ館開館前の9時前に
静岡駅に到着するための方策である。
また岐阜~静岡の往復移動にかかる料金は、
クルマでの高速道路料金+ガソリン代も、🚘🛣⛽
JR在来線+新幹線・名鉄の運賃合計ても、🚆
どちらも1万円ほどでほぼ同じ金額になる。💴
🚞どうするJRか名鉄か🚆
当日朝、4時前に起きられたが、
体調が万全ではなかったため
(熟睡出来ず高速道路の運転が心配だった)、
まずはクルマで木曽川駅へ向かい、
駅前の駐車場に駐車すると、🅿🚘
5:39発車の電車に乗車し、金山駅で下車して
名鉄特急の豊橋行きに乗り換えた。🚆
木曽川駅からJR普通電車に乗ったままでも
そのまま浜松駅まで乗車出来たのだが、🚞
名古屋~豊橋間で名鉄特急に乗り換えても
料金・所要時間ともに名鉄特急のほうが有利で、
また早朝は駅員不在の木曽川駅で
きっぷ自販機に無い1,800円以上の運賃の距離は
きっぷを購入出来ないことから
(木曽川~静岡間のJR通し運賃は3,740円)、
金山駅と豊橋駅でJR・名鉄できっぷを区切って
静岡までスムーズに電車を乗り継げるようにした。
🚄どうする静岡まで新幹線🚅
豊橋駅でJRの普通電車に “戻り” 浜松駅へ。
浜松駅在来線ホームから新幹線改札口へ行くと、
今日は日本中が民族大移動だろうか❓と思える
物凄い混雑に出くわし、
新幹線の静岡駅までの特定自由席特急券を買って
👉(浜松~静岡間の新幹線自由席特急券料金は、
990円に抑えられているため、浜松~静岡で
新幹線に乗車する際に頻繁に利用している)、
改札を通りホームへ上がると、🚉
このまま新幹線車両に乗れるのかと思うほど
ホームは人でいっぱいにごった返していた。
自由席車両の乗車口はどの乗車口も20人以上並び、
結局最後尾の1号車の乗車口で乗車したが、
幸い満席にはなっていなくて着席出来た。💺
静岡駅には予定時刻通りの8:32に到着したが、
ホームに待っていた人の数は浜松駅より多かった。
今日は指定席車両も満席と知ったので、
東京到着時の新幹線車両は
ものすごい状況だったのだろうと思った。🚄
🚉どうする大河ドラマ館まで⛩
.『どうする家康』静岡大河ドラマ館は、
静岡駅の北2kmほどの賤機山の付近に鎮座する
静岡浅間神社の境内の南東隅にある。⛩️
2年前に、NHK大河ドラマ『青天を衝け』で
ドラマの舞台が静岡市内に一時期移ったことから、
主人公の渋沢栄一や徳川慶喜が
静岡の市中で過ごした場所を
JR静岡駅前から順番に歩いて見て回り、🚶
駿府城跡の発掘調査現場も見学して、
静岡浅間神社境内の静岡市文化財資料館へ企画展
「今日も駿府は大賑わい ~駿府城下町と東海道~」
を観に行った。(ブログ👇)
その時の記憶があったのは助かった。
静岡駅から2kmの道のりは遠いかな❓と
駅前バスのりばへ行ってみたが、🚏
ちょうど良いタイミングではバスの便がなく、
静岡浅間神社へ接近するバスは
いずれも15~20分後の発車で、🚌🚏
15分も待つならば歩いていこうと考えた。💡🚶
駅前からまっすぐ静岡浅間神社へ歩けば良いと
呉服町通りの地下道を先端まで進み、
地上の通りへ上がってさらに進んで、
清水銀行静岡支店の前で道路一本北へ進むと、🏦
静岡浅間神社の門前町参道の歩道屋根が見えて、
参道へ移って静岡浅間神社へ歩いた。⛩️🚶
「どうする家康 静岡大河ドラマ館」は、
2年前に企画展を観た静岡市文化財資料館の
同じ建物で開催中で、
境内を抜けて静岡市文化財資料館の建物へ進んだ。
📺どうする家康 静岡大河ドラマ館👀
大河ドラマ『どうする家康』のドラマ館は
愛知県岡崎市・静岡県浜松市・
そしてこの静岡県静岡市の3館が設置されたが、
これで3館全館訪れたことになった。🎊
岡崎大河ドラマ館を訪れたときと(ブログ👇)
浜松大河ドラマ館を訪れたときは(ブログ👇)
いずれも開館時刻前後から
入館待ちの長蛇の列に並んだが、🕘
この静岡大河ドラマ館では入場待ちの行列はなく、
建物玄関に足を踏み入れるとすぐに
入場券売り場に案内され、💁♀️
そして内部にそのまま入れた。
上階の展示室は、まず入り口に
今川義元(野村萬斎さん)と築山殿(有村架純さん)の等身大パネルがあり、
思わず「さすが駿府❗静岡❗❗」と思った。😂
そして配役紹介パネルは、
ドラマ放送が終盤に入って
関ヶ原の戦いも経過したためか
豊臣秀吉の晩年以降に対応したものになっていた。
織田信長の息子・信雄のキャッチフレーズが
「不思議と生き残る男」なのは笑えた。😁
また片桐且元役が川島潤哉さんと知り、
昨年、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で中原親能を、
朝ドラ『舞いあがれ』では編集者のリュー北條を
それぞれ演じていたのだなと合点がいった。
また小道具や衣装の展示も
ドラマの展開に合わせていた。👘
於愛の方は、演じた広瀬アリスさんが静岡出身で、
史実のお愛の方も駿府で亡くなりお墓もあるため
史実でもこのドラマでも
静岡に馴染みが深い人物なのだと思う。
家康の鎧兜は三方ヶ原の戦いで
全面金ピカの金陀美具足を失ってからのもの。
そして豊臣秀吉の羅紗の陣羽織も。
また家康が転封した江戸の普請で
奉行の伊奈忠次(なだぎ武さん)が
神田の丘を削って日比谷入江を埋め立てる工事の
提案に使った地図も展示されていた。
静岡大河ドラマ館の展示はここまでで、
最後に1階の映像シアターを観て退出した。
この静岡大河ドラマ館の建物が小さいためか、
あるいは大河ドラマ館に改装される前の
静岡市文化財資料館を知っているためか、
岡崎と浜松の大河ドラマ館より小ぶりに感じた。
🎁どうする土産品👛
土産物売り場も、
静岡市文化財資料館の建物には入れない様子で、
静岡浅間神社の参拝者休憩所が
土産品売り場となっていて
大河ドラマ館土産も販売していた。
静岡市は全国シェア率も高い地場産品が多く、
お茶・みかんに清水港や由比港の水産品と
水産品などの加工品も豊富で、🍵🍊🥫🐟
またお菓子類も名物の安倍川餅だけでなく
古くからの城下町らしく和菓子の生産は多く、
静岡土産は種類が数えきれないほどある。
静岡市域ではない富士山の関連のものを除いても
デパートなどの1フロアを占めるほどに
地場産品売り場には事欠かないと思う。
プリントクッキーなど他県で製造したものは買わず
製造者表示を見て静岡辺りで製造したものを見て、
静岡土産と断定出来るものを選んでいくのは、
土産品の種類がとにかく多いだけに楽しかった。
静岡市には夕方まで滞在する予定だったが、
土産品は買えるところで買っておこうと
この静岡浅間神社境内でいくつか買っていった。👛
⛩️どうする静岡浅間神社👏
土産品を購入したら、
静岡浅間神社を見て回り参拝する。⛩️
まず南へ向いた大鳥居の方へ行き、
大歳御祖神社の前の案内板を見て
静岡浅間神社境内の位置関係を把握した。
神社本体は東を向いている。
南の静岡市中心市街地を向いているのは
摂社の大歳御祖神社で、
2年前には静岡市文化財資料館から
静岡浅間神社本体には行かず
大歳御祖神社へ出てそのまま南へ出たため、
間違えて大歳御祖神社のみ参拝すると
『徒然草』の第52段の「仁和寺にある法師」と
まったく同じことになってしまうと思った。🤔
境内を歩くと、今日は七五三参りの当日で、
晴れ着を着た7才・5才・3才の子どもと
引率の大人家族にやたら出逢った。👧👦👧
ほとんどの家族連れは
七五三参りの看板を背に記念撮影していて、👪
孫に千歳飴を説明するおじいさんも、👴
孫たちよりも右往左往するおばあさんもいて、👵
境内を見ていて楽しかった。
ただ、静岡浅間神社本体は
建造物の半分以上が修復工事中で、
本殿や大拝殿が見られなかったのは残念だった。
それでも静岡浅間神社本体の大拝殿には詣でて、👏
境内の東の鳥居へ退出した。⛩️
2年前はこの近くから
静岡市文化財資料館へアプローチしたが、
今回はその真逆のルートで静岡浅間神社から出て
近くの西草深町の三角公園にある
徳川慶喜の屋敷跡へ進み、