富士宮&富士 | みののかみのブログ アメブロ版

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美濃国出身・在住のみののかみが日々気付いたこと・感じたことを書き出すもの也

史跡および日帰り天然温泉の訪問記が殆どと成り候

静岡県の富士宮と富士へ電車で行ってきた。🚃🚄

富士市の大型コンベンション会場の

ふじさんめっせにて

「地方鉄道サミットln FUJI」

「地方鉄道フェア2022が今日開催され、

SNSで知って見に行きたかったことと、

そのついでで付近の未訪問地の観光もしようと

静岡県へ出かけた。

 

この日帰り旅を計画したときには

地方鉄道サミットを観覧した後で

富士の東の伊豆や箱根方面へ

一泊旅行に行くことも、🏨

すべてクルマで行くことも考えてはいたが、🚘

新型コロナの第8波流行が来ているさなかで、

観光地として定着している伊豆や箱根は

関東からの観光客が非常に多くて

施設入場料も宿泊も食事もすべて高価格のため

富士市あたりの訪問に止めることにした。

また地方鉄道サミット会場のふじさんめっせ

東海道新幹線の新富士駅に近いことから

人生の間で滅多に利用することがない

新富士駅を利用してみようと、クルマで行かず

新幹線利用で行くことにした。🚄

またふじさんめっせでの鉄道イベントは、

地方鉄道フェアは午前10時から開催だが、

地方鉄道サミットは12時30分開場のため、

午前中に富士市の近辺へ行こうと、

5年前の平成29年(2017年)末に開館して

未だ訪れたことがなかった、富士宮市にある

静岡県富士山世界遺産センターへ行くことにした。

 

今朝は、午前中に出来るだけ

富士宮市内での滞在時間を確保しようと、

4時半に自宅を出てJR木曽川駅へ向かい、🕟🚘

木曽川駅前の駐車場に駐車して

5時18分の始発普通電車に乗った。🚃

そして金山駅で名鉄の始発準急電車に乗り換え、🚞

名鉄の終点の豊橋駅でJRに乗り継ぎ浜松へ行き、

東海道新幹線に乗り換えて静岡へ、さらに

JR身延線直通の甲府行き特急に乗り継いだ。🚄🚆

富士宮の静岡県富士山世界遺産センター

朝9時の開館に間に合わせようと、

そしてなおかつ電車賃を抑えようと考えたのだが、

JR豊橋駅のきっぷ販売窓口で

浜松~静岡は新幹線自由席特急代が安くなることと

静岡駅から身延線特急の「ふじかわ」に乗り継げば

富士駅で身延線に乗り継ぐ手間が省けて

そのうえ富士宮駅に9時前に到着出来ることも

みんな理解してもらえてきっぷを購入出来た。🎫🎫

 

豊橋駅から富士宮駅まで

調べた通りの時間で無事に移動出来、

富士宮駅で特急「ふじかわ」を下車した。

静岡県富士山世界遺産センター

富士宮駅から駅前の通りを10分弱歩くのみ。

大きな通りの交差点を過ぎると、

富士山本宮浅間大社の一の鳥居が見えて、⛩️

そのすぐ先に静岡県富士山世界遺産センター

独特な建物があった。

逆さ富士をイメージした現代建築で、

館内に入る前に建物に見とれてしまう。

建物の手前には水が張られていて、

正面玄関はこの人工池の周りを回って行くが、

水際の境目に置かれた白いコーンが無いと

まっすぐ入水して行ってしまいそうに思った。

この静岡県富士山世界遺産センター

逆さ富士イメージの円形建築物を中心に

展示空間が広がっている。

富士山の登山をイメージして

螺旋状のスロープをてっぺんまで登り、

壁面の映像や途中のフロアの展示物を

順番に見て下りていく仕組みになっている。

面白い近未来的な構造だが、

螺旋状のスロープは暗かった。

また、登りきったてっぺんには

展望ホールがあって富士山を望めるが、🗻

雨天で七合目から上は見られなかった。☔

地方鉄道サミット in FUJIに合わせて来たため

天気予報で日にちを選べなかっのだが、残念🎸

螺旋のスロープへ折り返し、

スロープから外れた展示スペースを順番に観ていく。

2階の企画展示室では、秋季特別展の

「士(サムライ)たちの富士山」を開催中で、

江戸時代に描かれた富士山の絵が並んでいた。

(この写真のアングルのみ撮影可能で、

 SNSなどへの投稿も許可されていた。)

展示品には、第6代信濃松代藩主の

真田幸弘(1740年~1815年)が

跋(あとがき)などで関わったものが多かった。🖌️

 

その後、企画展示室の隣の映像シアターを

係員に案内されて観に行き

 (富士山の自然の紹介映像だったが、

 3D映像にして3Dメガネをかけて観ると

 物凄い迫力ある映像になったと思った)、

1階に降りてミュージアムショップで

土産を物色するなどして退出した。

 

この静岡県富士山世界遺産センターから

一の鳥居の先の富士山本宮浅間大社は近く、⛩️

時刻もまだ10時半頃だったため、

一の鳥居のすぐ横を流れる「神田川」に沿って

富士山本宮浅間大社へ参拝に行った。⛩️👏

境内の入り口には

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に

タイアップした幟旗があるが、

元から武士の狩りの銅像があり、

この富士山山麓の地は源頼朝の頃から

武士が狩りを行う場として

十分に知られていたのだろうと思った。

そして山門を入っていくと、

結構な数の参拝客で賑わっていた。

富士山信仰で最大の神社であり、

富士山山頂にも境内を持ち、🗻

そして駿河国一の宮でもある、

この富士山本宮浅間大社。⛩️

静岡県富士山世界遺産センターを訪れたら

富士山に関わる人間の歴史には欠かせない

この神社も参拝に行かなければと思ったが、👏

これまで訪れたことは無く、

参拝に来られて良かったと思った。🤗

 

富士山本宮浅間大社を退出すると、

時刻は11時を過ぎていて、🕚

朝食が名鉄の始発電車の中で

パンを食べたのみだったため空腹を感じて、🥐🥖

富士山本宮浅間大社の近くにある「お宮横丁」へ

名物の富士宮焼きそばを食べに寄った。🥢

塩焼きそばと普通の焼きそばのセットを食べたら、

結構ボリュームもあり美味しかった。😋

また「お宮横丁」では、

通路の中央に湧水があり、💧🚰

すべての飲食店で客に紙コップを渡して

飲料水として湧水を飲んでもらっていて、

何杯か飲んだら、舌にスッと滲み込む軟水だった。

霊峰富士山の恵みをいただけて良かった。🤗

 

昼食後、富士宮の本町商店街を歩いて

JR富士宮駅へ戻り、🚉🚶

普通電車でJR富士駅へ。🚃 

「地方鉄道サミットln FUJI」

「地方鉄道フェア2022の来場客用の

シャトルバスがJR富士駅南口から

ふじさんめっせまで走っているはずと思い、🚍

JR富士駅南口のバスターミナルへ出たら、🚏

ちょうど新幹線新富士駅とふじさんめっせへ行く

富士急バスの路線バスが来ていて、

路線バスでふじさんめっせへ向かった。🚍

そして10分ほど乗車してふじさんめっせへ。

 

「地方鉄道フェア2022は、

 
巨大なコンベンション会場の大きな空間に、

参加した鉄道会社12社がブースを設け、

関連商品の販売や電車の座席の試乗を行っていた。

今回の富士市での「地方鉄道サミットln FUJI」

「地方鉄道フェア2022には、

静岡県内を中心に千葉県から大阪府までの

地方鉄道11社+JR東海が参加していて、

JR東海は電車の座席の試乗のみ、

大井川鐵道はパンフレット頒布のみになっていた。

12時半に「地方鉄道サミットln FUJI」

会場に入場出来るため、それまでに

「地方鉄道フェア2022」を見て回り、

3年前に現地へ乗車に訪れた際には

売り切れで購入出来なかった

銚子電気鉄道の直販菓子「まずい棒」を

ここの銚子電気鉄道のブースで購入したり、

地方鉄道各社のブースでクリアファイルなどを

物色しては購入した。

日本中の地方鉄道の各社は、

近年、他地域の地方鉄道会社同士で連携し、

関連商品を相互販売したり、

今回のような地方鉄道会社同士で

イベントを開催したり映像作品を公開したりと、

線路の走る地域に留まらない活動を展開している。

銚子電気鉄道は社長自ら全国を回って、

「まずい棒」や「ぬれ煎餅」を販売したり

講演会やシンポジウムで登壇している。

昨年は岐阜県関市の関市文化会館にて、

銚子電気鉄道の自虐的映画『電車を止めるな』の

上映会と直販商品の販売も行われていた。

今回のイベントは富士市役所と

全線が富士市内を走る岳南電車が主催していて、

地域柄、隣接地域を走る静岡鉄道(静岡市)と

伊豆箱根鉄道・伊豆急行(伊豆半島)も、

ブースでの販売商品は多く、

詰めていた鉄道社員も多かった。

また岐阜県からは明知鉄道も参加していた。

私は毎年、異なる地方鉄道会社の

1年間のカレンダーを年末までに準備していて、

来年2023年のものは、

地方鉄道に乗車する機会がもう無いと思って、

先月神奈川県の江ノ島電鉄に乗車した際に

江ノ島電鉄のカレンダーを購入してきたが、📅

今回の「地方鉄道フェア2022」にて

静岡県内の鉄道各社(大井川鐵道をのぞく)が

2023年カレンダーを販売していた。🚊📅

 

12時半近くになって

「地方鉄道サミットln FUJI」の会場へ行き、

13時からの開始を待った。 

 

共同宣言では各社の代表者が登壇して並び、

ホリプロ社員(芸能人マネージャー)で
鉄道ファンには知られた南田裕介氏の講演は、
非常にエネルギッシュで
声がふじさんめっせの音響設備から
そのまま大きくガンガン響いていたが、
いつも南田氏がメディアで話されている
そのままの内容で面白かった。
 
そして参加した鉄道会社の中の5社の
取り組み発表では、 
 
 
各社それぞれのこれまでの歴史や
地域事情に応じた経営努力がよく分かった。
銚子電気鉄道の社長の発表は、
1年ほど前に出版された著書の内容と
ほとんど違わないものだったが、
非常に運行条件が厳しい中で鉄道を運行する
銚子電気鉄道の努力がよく分かった。
その後、沿線の小・中学生二人組による
岳南電車関係の取り組み発表があり、
最後にパネルディスカッションがあった。
登壇した各社とも、
多くの人に鉄道に乗車に来てもらうことが
地域としても新たな商業などの需要発生に繋がり、
鉄道会社の増収に止まらないという中身だったが、
トイレへ行ったり「地方鉄道フェア2022」
再びのぞくうちに、空腹を感じ、
また帰りの所要時間などが気になって、
閉幕する少し前に退出した。
 
退出した時刻は日没直前だったが、🌅
ずっと雲におおわれていた富士山が
ようやく全容を現していた。🗻
 

ふじさんめっせから新幹線の新富士駅までは

徒歩10分ほどの距離で、🚶

富士駅南口行きのシャトルバスもすぐにあったが、

駅前にビジネスホテルが林立し

有料駐車場も隙間なく広がる、🏨🅿

そして「こだま号」がホーム線路で待避する横を

「ひかり号」も「のぞみ号」も猛然と駆け抜ける、

岐阜羽島駅や三河安城駅と同様の

「ポツンと新幹線駅」に共通する風景の

新富士駅まで歩いて、🚉🚶

 
新幹線こだま号に乗車した。🚄
 
帰り道は、乗り継ぎ回数を減らすべく、
豊橋駅まで新幹線こだま号に乗車して、
豊橋駅からは名鉄一宮駅まで名鉄特急に、🚆
そしてクルマを停めたJR木曽川駅まで
1駅間JRの普通電車に乗車した。🚃

ふじさんめっせを退出するときには

早く夕食に行きたいと思わせた空腹感は、

新幹線の座席に落ち着くと感じなくなり、

そのままJR木曽川駅でクルマに乗り換え、🚘

岐阜県内に戻ってから夕食に行った。🍚🥢