金融庁が2010年12月7日に
金融資本市場及び金融産業活性化等のためのアクションプラン(中間案)を公表しました。
この中には
地盤沈下が進む資本市場の活性化の一つとして
新興市場等の信頼性回復・活性化策の検討課題が9項目あげられています。
1.上場前の企業の新興市場への上場促進
① グリーンシートの活用促進
② 一定の質が確保された上場前の企業のリスト化
2.上場審査等の信頼性回復・負担軽減等
③ 有価証券報告書等の虚偽記載の防止に向けた密度の高い情報共有
④ 引受審査等における審査の適正化・明確化等
3.上場企業に対する負担の軽減及び適切な上場管理の実施
⑤ 内部統制報告制度の見直し
⑥ 成功事例を積極的に生み出すための支援の重点化
⑦ リスク情報を含めた継続的な情報発信・開示の促進
4.新興市場から他の市場への移行等
⑧ 新興市場の位置づけの明確化
⑨ 上場廃止銘柄の受皿の整備
今後、各取引所、日本証券業協会、日本公認会計士協会等の市場関係者が主体となって
その具体策を詰めていくそうですが
何か的はずれなものがまとめられる気がします。
なぜそういうことを言うかといえば
実際に上場を申請する主体の声を代弁する組織の参加がないからです。
(上場申請をするのは証券会社であっても主体ではありません。)
となれば自ずとその視点を欠くでしょう。
ここまで日本の新興市場、新規上場が惨々たることになっているのは
これまでこれらの関係者に委ねてきことにも一因があると思います。
(現に粉飾決算で上場した企業の主幹事証券も存在するわけですから)
役所の発想というのは
単純に業界関係者に検討を投げる域を出ません。
それよりも
実際に上場を検討する
ベンチャーキャピタルやベンチャーをとりまとめる団体の意見を積極的にとりこむべきでしょう。
ユーザーサイドの意見をいれるべきという考えです。
どんな世界であれ供給サイドの視点による改善には限界があります。
私もここで意見を言うだけでは無力だし
金融庁は意見を募るそうなので
私も意見を投稿します。
同様に考えのある方は意見を提出されてはどうでしょうか
意見提出の詳細はこちら (提出期限は12月17日 顕名でMAILでも可)
私の考えは
1.新興市場の一本化 新興市場は幾つもいらない。(それこそが行政を司る金融庁の仕事)
段階的に一本化の工程を考えるべき
2.新興市場に上場の企業には、内部統制報告を求めない。
東証1部、2部(他市場の1部、2部を含む)上場企業にのみ内部統制報告を求める。
3.上場審査では、代表者の資質の審査に重点を置く。
上場後に問題を起こすのは、経営者の資質に問題のある企業ばかりです。
実際の審査はどうやるのか?ということはありますが
実質の審査の重点は、代表者の資質を問うことに重点を置くべきです。
4.制度改革には実際に上場を考える企業やその支援業者等の意見を入れること
とりあえずこの4点です。
・株式公開についてよく知りたい。
・株式公開計画について相談したい。
・株式公開(IPO)を確実に実現する公開準備の進め方とは?
