上場する市場は選ばないと | 株式公開支援 ブログ

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いつか自分の会社の株式上場を実現したい。そういう夢を持つ経営者に向けて、今からできる株式公開準備の実際、ベンチャー経営に役立つこと、新規株式公開に関するニュースをお届けします。

 
株式公開入門 IPO講座-052604
 

 

 

私はいつか株式上場の実績を活かして独立したいと考えてきたので


過去、幾つかの会社で株式上場準備に関わってきました。


またこの経験を積むため


多くの会社の中途採用面接を受けてきました。


合格した会社もあれば


年齢や転職回数がネックになって不採用になった会社も多くあります。



書類選考も含めればその数は相当数に達します。


そしてふり返ると


上場の意思を表明していた会社の大半が上場できていない事実に驚きます。


これは「ほとんどの会社は上場できない 」で書きましたが


漠然と上場を表明するのではなく


上場のために人を採用する具体的行動まで起こした企業の


大半が上場できていないのです。


改めて株式上場のハードルは高いと感じます。



中で入社には至らなくて


私が面接を受けた後


すぐ地方の新興市場に上場した会社がありました。


仮にその会社に縁があって


私が上場準備の責任者であったなら


その市場選択には反対していたと思います。


もっともオーナーには切羽詰まった事情もあったりするので


どこまで意見を通せたかはわかりませんが


その上場は結果的に失敗だったようです。



上場に際してたいした額の資金を調達できたわけでもなく


とりあえず上場という事実を得ただけで


企業価値の観点からすると


むしろ拙速の上場でネガティブな評価を受けている気さえします。


昨日の取引などわずか一株に過ぎません。


これなどはたして株式を公開していると言えるのかどうか



どこの市場であろうと


上場という事実に変わりはないという見方もあるでしょうが


私はそう思いません。


真剣に中長期の経営を考えたら


安直に地方の新興市場に上場という判断をしないのが


まともな経営者です。


それができなかった時点で


結果的に自分たちの会社の価値を貶めたのです。

 

 

地方の市場関係者の方が読んだら


不快に思うかもしれませんが


本音の考えです。