04/28,29 春の新潟音楽ウィーク | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

今年からラフォルジュルネが中止になって、寂しいな~と思っていたら新しいイベントがでてきました。

「春の新潟 音楽ウィーク」ということで、ラフォルジュルネの本公演のような特別な公演を開催するわけではないですが、元々決まっていた公演スケジュールにあわせて、いくつかの企画を開催でした。

で、それぞれを細かく書いていく気力がないので(汗)、簡単にダイジェストで。

●04/28

午前中から「いけばな」のワークショップや若手男性ピアニスト2名によるワンコインコンサートもありましたけど、私は午後からりゅ~とぴあへ。



□ロビーコンサート
■ポッチャリーノ弦楽四重奏団
本来は12:45開始でしたけど、コンサートホールの公演が長引いて12:50分くらいまでだったので終了を待っての開演。
狙い通り、公演を終えたお客さんが数多く足を止めていましたね。そういった意味ではタイムスケジュール的には大成功といえると思います。

演奏はもう新潟で各オーケストラでトップで活躍している皆さんですからさすがの演奏でした。



■La fete de Reco
フルートアンサンブル。過去のラフォルジュルネ交流ステージでの演奏曲などをメンバが増えた今回も演奏などしていましたね。
リコーダーの癒しの音色がロビーに響いていました。



■小黒亜紀さん
今回のロビコンの一番の目当てでした。
フィギュアスケートで使われていた曲の特集でしたね。演奏はもちろん素晴らしいのですが曲間のトークの内容、語り口などの雰囲気もいいんですよね。
kondo 先生も触れていましたけど、小黒さんでのワンコインコンサートっていいだろうな~、と思います。



□ワンコインコンサート
ピアノ:小瀧俊治さん
ピアノ:米津真浩さん

若手男性ピアニストの2名。確かな技術に裏づけされた見た目にも楽しいパフォーマンス。
特に連弾での演奏はさすがですね。系統としてはちょっと前の清塚信也さんに通じるものがありますね。ただ、やっぱりトークの楽しさは清塚さんの方が1枚も2枚も上手なのは仕方ないところですね(笑)。
でも今後のご活躍も楽しみなお二人ですね。

□ロビーコンサート
ワンコインコンサートの後は再びロビーコンサートへ。ちょうど始まるところでした。

■アモーレマルーさん
バロックアンサンブルのアモーレマルーさん。フルート等も木製のバロックフルートが使われていますし趣がありますよね。
風間さんの歌声も素晴らしかったですし、なんといっても「冬」でのリコーダー独奏がお見事でした。



■中央高校コーラス部
今年から中央高校の音楽科の中心だった立川先生が移動になってしまって、部外者の私ですら寂しさを感じてしまうのですが、クオリティは当然ながら高いですね。
今後、どんなふうに変わっていくのか、それともこれまでの伝統を生かしていくのか、そんなところも注目ですよね。



●4/29
午前中からジュニア邦楽およびジュニアオケのロビーコンサートがあったのですが、ちょいと二度寝してしまい間に合わず。午後からりゅ~とぴあへ。
またこの日は午前中に0歳からのコンサートがあったり、スタジオAでは人形劇やダンスなどもあったりしてお子様もたくさんいらっしゃいましたね。


□神尾真由子&ミロスラフ・クルティシェフさんデュオリサイタル
ヴァイオリン:神尾真由子さん
ピアノ:ミロスラフ・クルティシェフさん

黒の細身のドレスも美しいですがそれ以上に緊張感ただよっていて曲感には「はぁ~」と大きなため息をついてしまうような、そんな感じてしまう演奏でしたね。
前半はクラシックの王道のソナタを2曲。ただフランクのソナタなど緩急の幅が非常に広くって、特に緩の部分のためが個人的にはちょっと違和感があるくらい。
でもその分急の部分がより一層引き立つ感じでしょうか。

そして休憩後も現代曲だったり、ミニマル・ミュージックなど非常に挑戦的なプログラムだったと思います。

全般を通して超絶技巧に圧倒された公演でした。

□ロビーコンサート
■アンサンブル・ゼフィールさん
フルート四重奏。非常に聞きやすく優しい選曲でした。神尾さんの公演を聞いて疲れた耳と脳をほっと一息という感じでした。



■新潟市ジュニア合唱団
あの広くないスペースに中高校生以上というメンバということでしたけど60名くらいいたのではないでしょうか。
間近に聞く圧倒的な合唱でした。やっぱり素晴らしい。



□スペシャル市民オーケストラ
【60分で巡る名曲探訪】

29日の最後は音文へ移動して、新潟のジュニアや高校生のオケも含めて各オーケストラメンバからなるスペシャルオーケストラ。
今までのラフォルジュルネでも大体プレコンサートなどで公演があったと思うのですが、いろいろな団体の交流の場にもなるでしょうしいい趣向だな、と思っていましたので今年も継続してよかったな~、と思いました。

正直、この公演も告知というか宣伝期間が非常に短かったと思うのですが、まずまずのお客さんでしたね。

音楽コラムニストの高野麻衣さんの司会進行でオペラやバレエ、交響曲、合唱曲の名曲のいいとこどりの演奏で気楽に楽しめましたけど、音楽の水準は高かったですね。
また合唱でも高校や一般の合唱団によるチームが編成されて最後は100人を越えるメンバがステージ上に集まっての大迫力でした



(私は)2日間非常に楽しめました。今年は準備期間および宣伝にあまり時間がかけられなかったかもしれませんが、来年もぜひ継続して欲しいですね。
そんなに派手に大きくする必要はないと思います。できることをそれなりにやって欲しいな~、と思いますね。