03/19 APRICOT 2018春季公演「ハイジ」~スタジオ・トライアル~ | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

アプリコットの皆さん(Aキャスト)

アプリコットの春季公演はスタジオAでの開催ということで毎年事前申込みの抽選なのですが、無事当選。
毎年ひやひやです(特に最初に申込んだときにはずしたので(笑))。

今年の春季公演は春季公演用の特別なプログラムではなく、次回夏の本公演でも開催される「ハイジ」を現段階のものを上演するというスタジオトライアル。
こういっては失礼ですが、まだ本番まで半年くらいあるわけですし、ちょっとはアラのようなものが見えるのかな~、なんて思っていました。

また事前のチラシには出演者のお名前一覧があったのですが、そこに去年の夏の北区での公演「二日月」で主役を演じた子のお名前もあったんですよね。その子がアプリコットでどのような役を演じるのかな、なんていうのも注目でした。

開場時間ちょい前くらいにりゅ~とぴあへ。
既に開場待ちの列ができていたので列に並び、程なく開場。この公演は会場も大きくありませんし、結構小さいお子さんもいらっしゃいますし、率先して(笑)後方端の方の席を確保。問題なし。

配布された配役表をみると、注目していた「二日月」で主役だった子はなんとこちらでも主役(のうちのお一人)でした。驚きはしましたけど、あれだけの演技力を持った子ですから当然でもあるのかな~、なんてことも思ってしまいました。

そして開演時間には完全満席。ということは当然ですけど抽選に外れたいらっしゃるわけで、、、当たったことに改めて感謝です。


そして上演されたわけですが、「ちょっとアラのようなものが見えるのかな?」なんて思っていましたけど、そんなことはなく、予想以上に素晴らしいですね。アプリコットらしさ満載で生き生きとした魅力にあふれていました。

現段階でここまでできていて、夏の本番はどこまでいっちゃうんだろう? と思いましたし、ますます楽しみになりました。

その他、もうちょっと感想を書きますけど本番は夏ということもあり、一応ちょっと空白をあけておきます。


演目も「ハイジ」ですし、ネタバレというようなこともないと思いますが....




















・正直私は「ハイジ」の詳細なストーリは知らずになんとなくのイメージで「アルプスの山の上で天真爛漫な女の子のお話」だと思っていたのですが、それだけではないんですね。ちょっと意外な感じ。

・全体的にはもちろんアプリコットっぽいのですが、なんとなく音楽が(私の知っている)いままでと違うかな~、と。ちょっとポップな曲が多かったような気がします。

・主役を演じたハイジの3名も演技はもちろん皆さん生き生きとしてお見事なのですが、それ以外ですと「セバスチャン」の男の子が非常に印象的。あの年齢で執事というかあの恭しさというか上品さをかもし出すのはびっくりです。

・子猫たちの演技もバレエを全面に出ていて「おっ」と思いました。

・ミュージカルですから「歌」も重要ですし、アンサンブルで大勢の歌だったりソロでの歌でも非常に綺麗なのですが、驚いたのはところどころにあった「デュオ」でのうた。なんというか本当にずれがまったくないというか、変な表現ですがまるで一人の歌手が特別な声を出して歌っているような錯覚を覚えてしまうくらいでした。



とにかく素晴らしかったです。ホントにアプリコットを見たことがない人は「ぜひ」観てみることをお勧めします。

(スタジオA 無料 事前申込み抽選)