08/10、11 APRICOT 2018 夏季公演「ハイジ」 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

アプリコットの皆さん。

毎年楽しみにしているアプリコット公演。今年は「ハイジ」。
今回は初日の14:00の回と、土曜日の17:30の回、2回観てきました。初回は前方席で、2回目は中段です。

今年も感動をいただきました。素晴らしかったですね。
本当におっさんにはまぶしすぎます。

まずは主役のハイジをはじめとして、各キャラクタが非常にきらきらしていますし、

セリフも明瞭で非常に聞き取りやすいですし、

アンサンブルの皆さんも表情豊かだし、フォーメーションの変更もスムーズですし、

歌も各キャラクタの歌もいいですが、舞台端に登場して状況等を歌うメンバがまた素晴らしい。
ソロもいいのですが、特にデュオでの息の合い方が素晴らしいのです。
登場、退場時も決して舞台の方を見ずにあくまで無表情を保ったまま、というのも印象的です。

また、生演奏のピアノ、キーボード、ドラムもまたいいんですよね。

「ハイジ」ですから、いろいろあって(笑)最後に「クララが立った!!」なのですが、毎度思いますけど私にとってはアプリコットの公演はストーリーがメインではないんですよね。
ジュニアのメンバが一生懸命やっている姿に感動してしまうんですよね。だからこそ、わかりきっているはずの「クララが立った」の場面でも感動してしまうという(笑)。

そしてなによりもカーテンコールのときの皆さんの表情になによりも感動してしまいますね。


また「アプリコット」公演はダブルキャストのことが多いと思うのですが、今回はキャスト固定でしたね。
その分大変なところも多かったと思うのですが、本当にお疲れ様でした。素敵な舞台をありがとうです。


以下、もうちょっとキャラクタごとに...

「ハイジ」は本当に生き生きとしていましたけど、それだけでなくちょっとへこむ場面などの演技も素晴らしかったですし、

「アルムおんじ」は最初の気難しいところからどんどん打ち解けていく感じが見事に表現されていましたし、
(あと、初回公演の最後の最後カーテンコールで「ありがとうございました」とおっしゃられていたときの声が演技中とまったく雰囲気が違っていたのも驚きでした)

「クララ」はまさしく雰囲気が「クララ」ですよね。先入観から後ろむきなキャラクタかと思っていたのですが、非常に明るいキャラクタとして演じられていました。また立ってふらふらしていところの演技も秀逸でした。

「ペーター」なんといっても後半のおびえた感じの演技が素晴らしいですし、その後のはじけた感じもいいんです。

「ロッテンマイヤー」個人的には一番好きなキャラクタでしたね。マジメ過ぎて融通が利かないというかセリフに緊迫感があるというか、良かったですね。赤いメガネも似合っていました。

「デーテ」なんとも自分勝手な感じ(汗)が良く表現されていましたよね、セリフの緩急とかうまいな~と思って感心していました。

「おばあ様」あれだけ上品な感じを醸し出すのはなかなかできないと思うんだけどな~。。。

「チネッテ」なんともいたずらっ子というか、引っ掻き回すというか(笑)、全体の中でもいいアクセントになっていましたよね。

他にも印象的なキャラクタたくさんでしたがキリがないのでこれくらいで。

あ、あと「子猫」と「羊たち」もかわいかったですね。特に子猫のバレエ的動作は経験者なんでしょうかね、それともあくまでアプリコットの練習の範囲で習得なんでしょうかね。そんなところにも感心していました。

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