01/20 第31回 新潟ジャズストリート | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

今年で31回目のジャズストリート。

今年は天気も良くって良かったですね。

普段でしたら、効率を考えてカミフル+音文辺りの公演を中心に周ることが多いですけど、今年はタイムスケジュールを見た段階でぜひ観たいと思うバンドがいくつかあって、そこを中心に回りました。


ただ、その「ぜひ観たい」というのが普段だったら「遠い」という理由で敬遠しがちなホテルオークラだったりメディアシップ。ということで今回は公演数の割りにかなり移動しました(笑)。

■13:00~14:00 ELEJOさん(ホテルオークラ内バーエジンバラ)

前回の夏の公演時にも大盛況でしたし、かなり早めに到着、、、したつもりなのですが、既に10名を越えるくらいの皆さんが開場待ち。
さすがですねぇ、ということで私も並びました。その甲斐あって、かなり前の席を確保できました。

ただ、12:30の開場と同時に席はほぼ埋まりきり、20分前には立ち見のお客さん&もう店内からは見えませんがあきらめるようなお客さんもいらっしゃったのでは???

演奏はいつもながらの「かっこよい」演奏です。
エレクトーンの電気的な音楽もいいです。ただ、やっぱり何度聞いてもどこから音がでているのだ? という違和感はなくなりませんね(笑)。

また12月の1周年記念ライブのときにも参加されたサックスの石澤さんが今回も参加。アルト、テナー、ソプラノと(多分)3種類のサックスも使い分けて、素晴らしいコラボでした。

1時間があっという間でしたね。








 

いろいろ演奏者の編成、組み合わせを変更しながらのライブでした。


■15:00~16:00 魚沼LMCさん(ドクター可児さん)
ホテルオークラから徒歩移動してカミフルの可児さんまで。ただ、お店につくと14:00からの公演の途中。
そっか、、、14:00~の公演と、15:00~の公演で空き時間なしで連続なんですね。

当然のように満席状態の可児さんへは入れず。しばし時間調整して10分前くらいに再度お店へ。演奏者の皆さんも外で待機されています。

そして15:00に前のライブが終了し、演奏者、そしてお客さんの入れ替わりが行われ、結局開演は15:15くらいだったでしょうか。
決して広くない可児さんではありますが、超満員でしたね。

魚沼の小出郷あたりで行われたジャズのセミナーで知り合ったというバンドさん。ピアノの小出さんがMCもされていましたし、音楽的も中心になってお二人を引っ張っていくという感じでしたね。

スタンダード曲だったり、ピアノの小出さん、および、ベースの山口さんの自作曲なんかも。そして山口さんの曲では飛び道具として小出さんの歌まで飛び出したりして(笑)


楽しいライブでしたし、今後さらにいろいろ発展していきそうな感じがするバンドですね。




可児さんは当然のように満席。私の座席も真横という結構写真を撮るには厳しい場所でしたけど、なんとか(笑)。

■17:00~18:00 アルトリオさん(メディアシップ)。

カミフルからメディアシップまで移動。思ったより早くついて30分くらいに到着。階段席最前を確保してリハーサルを眺めます。オープンな会場ですしマイク等の調整も大変なんでしょうね。

ただ、リハーサルのときのみに参加されていたサックスの方もすごい演奏でしたね。ちょっと得した気分(笑)。

アルトリオさんを観るのは去年の夏に続いて2回目ですが、会場も違いますし、特にオープンな会場ということでお客さんも違うということもありますけど、前回に比べて随分落ち着いた感じというか余裕が感じられるような気もしますし、いろいろな表現豊かになっているのかな~、なんて。


魔女の宅急便のジャズアレンジとか、MISIAの曲などもバスクラの音色がやっぱり素敵ですよね。最初はバスクラの伊佐さんとピアノの佐藤さんという若いお二人の演奏から始まり、そこに年長者(というと失礼かもしれませんが)のベースの小黒さんが加わるとまた一段と厚みがでますよね。

なによりも小黒さんは単純にベースという「音」だけでなく、表情とか演奏する姿とか雰囲気がまたいいんです。

そして後半はゲストのギターのジミーさんが参加

ノリノリのキャラクタもありますけど、やっぱりギターの音色も非常に明るく華がありますね。
ときおり実際に声に出していろいろ指示がでているのもジャズらしくていいです(笑)。

ピアノ、ベース、ギターというトリオもよかったし、最後、4名での演奏も皆さん楽しそうですし聴いている方も非常に楽しかったです。
 


アルトリオ3名での演奏に、

 

ジミーさん登場

 


ギターのジミーさんも参加しての演奏。

ものすごく華やかになりますね。

 

■18:00~19:00 さえこトリオ+八木澤寛子さん(MONK'S MOOD JAZZ CLUB)。

この日の最初の予定ではアルトリオさんの会場がメディアシップだし、そのまま終わろうかと思いましたが、なんだか楽しくって、タイムスケジュール的にあきらめていた「さえこトリオ」さんを途中からでもいいや!! と会場に向かうことに。


急いでメディアシップを出ると、ちょうどバスがいてそのまま飛び乗り駅へ。そして急ぎ足でMONK'S MOOD へ到着するとまだ30分くらいあります。

そして運よく席も空いており座れました。ラッキー。

さえこトリオのピアノ小出さん、ベース堤さん、ドラム鍋谷さんは、クシェロコパでの演奏も含めて、ジャズの中では個人的に一番聴いているメンバですね。その中でもクシェロコパではなく、さえこトリオは個性的なアレンジとソロですよね。特にドラム鍋谷さんの暴走っぷりがよいです(笑)。

そして後半はゲストボーカルの八木澤さんが登場。
素敵な歌声ですね、さえこトリオとのコラボがなかなかよいです。

ただ驚いたのはトーク中「今回のジャズストでの共演に向けての合わせは1回のみでした」というのが、個人的にはなかなか衝撃。
まあ皆さんプロだし、ジャズってそういう即興性の勝負みたいなところもありますからねぇ。それでできてしまうのがすごいな、と。


トリオでの演奏に、

 


ゲストボーカルの八木澤さんを迎えて、

 


4名での演奏

 


終演後に記念撮影。

移動が多くってちょっと疲れましたけど楽しいイベントでした。

(市内各所 共通チケット 1000円)