12/10 中央高校音楽科 第20回 定期演奏会 ~音楽科開設20周年記念~ | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

新潟中央高校音楽科の皆さん

音楽科オーケストラ
音楽科合唱

フルート独奏:今井瑞希さん(ピアノ:加藤優里さん)
ソプラノ独唱:渡邉ほのかさん(ピアノ:西脇彩さん)
ピアノ独奏:長谷川悠さん

特別ゲスト
フルート:工藤重典さん
ピアノ:藤井一興さん

音文で演劇のあと、可児さんで急いで食事をしたあとに県民会館へ。開演の12~13分前に入場。結構席が埋まっていましたけど、なんとなくの気まぐれでちょいと前の方の席へ。

開演前に舞台正面にスライド上映。活動内容の報告と紹介。
「音楽科」自体が非常に貴重な存在ですから、その周知も活動として重要なことなんでしょうね。そんな中、卒業生の紹介もあったのですが、小黒亜紀さんとか小武内茜さんとか高橋希絵さんとかが映っていました。20周年ということで活躍している方も多いですしね。

スライド上映終了後、第1部はオーケストラと合唱。
音楽科は専門の楽器の他に副科として合奏か合唱を選択するそうですけど、音楽科としてそういった合わせることを学ぶのも重要なんでしょうね。

弦楽器の皆さんは高校入学してからの方がほとんどとのことですが、そうとは思えない演奏ですよね。また合唱は中央高校は部活動でも非常に強豪校ですけど、音楽科も当然ですけど負けていませんね。
特に100年後が印象的でした。

第2部はソロ。
定期演奏会にソロで出演するということ自体が名誉なことなんだと思います。この年の代表ということですからね。

フルートの今井さんは表情などはちょっと緊張は見えていましたけど、演奏は表現豊かにいい演奏でしたし、

 

ソプラノの渡邉さんはいかにも声楽の方という感じで笑顔で非常に堂々とされているのが素敵ですよね。特に「ぶってよ、マゼット」演技力もあってよかったです。

 

ピアノの長谷川さんは「ワルトシュタイン」。2楽章および3楽章前半は非常にゆ~ったりと演奏していましたけど、終曲部は極端なまでの超高速の演奏というか、非常に個性的な演奏という印象でした。

皆さん、素晴らしいです。

第3部はゲスト演奏。
中央高校の特別講座も担当されたことがある重鎮のお二人。こんなお二人が聞けるのも贅沢ですね。またお二人での演奏プーランクのソナタは校長先生が40年前にレコードに買った思い出の曲だそうで、、、そんなことも話されていました。

ただ、もちろんお二人の演奏は貴重ですし、演奏自体に不満があるわけもありませんが、個人的にはゲストは中央高校の卒業生とかの方がいいな~、と。もしくは、もうちょっと短くてもよいので在校生の独奏の人数を増やしてもいいのかな~、とは思います。

 

あとは非常に難易度が高いのかもしれませんけど、現役生のソロで、お一人くらいオケをバックに協奏曲なんてできたら、演奏者にとっても素晴らしい経験と記念になるのではないかな~、なんてことは思ってしまいました。

 


そして最後、第4部は合奏、合唱合同でメサイア。
メサイアは先日りゅ~とぴあでも聴きましたけど、また違ったよさがあります。

合奏もちょっと粗削りなところはありますし、合唱も女性合唱ですけど、一つの学校でこれだけのオケと合唱をそろえて、これだけの迫力の演奏を魅せてくれるというのは本当に生徒さん、先生方、そして学校として施設その他のサポート諸々のトータルとしての力なんだな~と思いました。

「ハレルヤ」から「アーメン」までの一連の盛り上がりの演奏はまさしくブラボー!!です。

終演時に指揮の立川先生が舞台袖に戻ったあと、コンミスさんが緊張を解いてもよいのかどうしたらよいのかちょっと戸惑っているのも初々しくっていいものですね(意地悪目線ですけど)。
慣れたコンマスさんなら、ご自身も一礼して終わるんでしょうけど(笑)。

20周年記念のコンサートでしたけど、今後もますますの充実した活動を期待していますし、3年生はこれからまさしく受験本番ですね。悔いのないようにして欲しいものです。

(県民会館 無料)