06/10 第1回 新潟中央高校卒業生の会 集いの音楽会 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

~はばたく音楽家の競演~
ピアノ:室井まりかさん

ファゴット:小武内茜さん
ピアノ:加藤桜子さん

ソプラノ:桑野彩さん、高津亜美さん
ピアノ:小林浩子さん

チェロ:紫竹友梨さん
ピアノ:小林浩子さん

ピアノ:品田真彦さん

ソプラノ:伊藤舞さん
ピアノ:小黒亜紀さん

ピアノ:吉井愛貴さん

中央高校の卒業生によるジョイントコンサート。
新潟での音楽界で中央高校の存在というのは非常に大きく、今までも「第○期生演奏会」というような演奏会はよく開催されていました。
私も今までに、7期9期15期の演奏会は実際に観にいったことがありますし、それ以外も都合が悪くいけませんでしたけど、私が知っている限りでも1期、8期、14期は演奏会が開催されていることは知っています。

そんな中、今回中央高校卒業生の全体としての組織が立ち上がっての第1回演奏会です。(というより、今まで全体組織がなかったのが不思議なくらいですけど)。

出演者の顔ぶれを見ても非常に豪華でまさに中央高校卒業生のオールスターという感じですね。実際に11人というかなり多めの出演者ですけど、私自身初めてという出演者が一人もいなくって皆さん何度か観たことがあるというのもなかなか凄いですね。

ただ、オールスターとは書きましたけど、今回出演されている方以外でもまだまだいろいろな方のお名前が思い浮かぶのが中央高校の凄いところかな、なんてことも思います。

また、小武内さんや紫竹さんの演奏前の挨拶でもありましたけど、現在は新潟県外に活動の拠点がある方も多いとは思いますが、そういった中で、新潟に今回できたような組織があって、新潟で演奏の機会があるというのは貴重なことなんでしょうね。


開場時間ちょうどくらいに音文へ。リハーサルがちょっと長引いているということでほんのちょっと開場が遅れましたけど、ほどなく入場。
せっかくなので中央前よりの席を確保しました。

品田さんの挨拶から始まり、前半4組、後半3組。時間にするとちょうど2時間くらいでしょうか。当然ともいえますけど、皆さんいい演奏でした。

そんな中で、個人的に特に印象的だったのは、桑野さん、高津さん、伊藤さんの3名のソプラノさん。特に桑野さんと高津さんの二重唱は特に素晴らしいと思いました。

なんというか皆さんの歌声が非常に個性があって、意識せずとも聴き比べしているような感覚になりました。おそらく、大きなくくりでは「ソプラノ」でも声質をあらわすいろいろな専門用語があるのでしょうけど私はまったくわかりません。

けど、誤解を恐れずに書いてしまうと、

同じソプラノでも、
伊藤さんは「演歌風」
高津さんは「ロック風」
桑野さんは「ポップス風」
というくらい違うのが面白いし、凄いな~、と思ってしまいました。

批判、反論は甘んじてお受けします(汗)。

 

また、これ以外でも、
小武内さんのファゴットは表現力豊かに、やさしくもちょっと切ない感じが非常によかったし、紫竹さんのチェロはいろいろな奏法をたくみに扱っており、貫禄を感じてしまいます。

ここまで書いてみると、もちろんピアノソロの室井さん、品田さん、吉井さんも非常によかったですけど、私としてはなんだか「卒業生の会」ということで、潜在的にソロよりも伴奏などでも複数名で演奏するプログラムにより感じるものがあったのかもしれませんね。

とってもいい演奏会でした。

 

今後も当然「卒業生の会」による演奏会は継続予定ということですけど、それだけでなく、いろいろな活動が組織的にできることは大きいと思うんですよね。特に卒業したばかりで今後「音楽」とどのように向かい合っていく若手の皆さんにとっては特に頼もしいものになると思います。

今後もまた楽しみです。

(音楽文化会館 2000円)

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この演奏会に行く前にちょろっとりゅ~とぴあへ。
目的は来月のジュニア合唱とジュニア邦楽のチケット購入。りゅ~とぴあは現在工事中で「チケットは1階事務室で販売中」ということだったのですが、行ってみたら想像以上に「事務室」で普通に会社フロアですね。

 

なんだか場違いなところへ来た感じがしてしまいます(笑)。もちろんチケットは購入できましたけどこんなところからも早く工事終了して欲しいな~、なんて思ってしまいますね。