第29回ジャズストリート
半年に1回のジャズストリート。いつも楽しみにしています。
まずは事前にタイムスケジュールを眺めながらのルート検討。
正直、クラシックに比べると知っている人、グループも少ないのですが、それなりにルート検討するのは楽しいですね。そんな中事前に検討した結果、今回の目玉というかぜひ聴きに行きたい公演としては、以下の2公演をピックアップ。
15:20 音文練習室13 Rio & Syuga
19:00 A7 クシェロコパ
□「Rio & Syuga」は観たことはないのですが、ヴァイオリンとピアノのデュオというのに惹かれたのと、ちょいと検索してみるとなかなか有名なデュオのようだし、今年の新潟でのジャズコンテストにも出演されているようで、注目です。
□「クシェロコパ」は前回の夏は聴きにいけませんでしたけど好きなバンドさんです。
また、この日は蔵織で雅楽の「新潟楽所」さんのインストアライブや、ヤマモダンさんのライブもありましたけど、そちらはあきらめてジャズに専念しようと決めました。
(特にヤマモダンさんはピックアップした2公演と公演時間が完璧にかぶっていたし)。
最終的には以下の公演を周りました。
■12:00-13:00 フラッシュ 野沢美穂トリオ
メインの目的は野沢さんのピアノ。期待通りに素晴らしい演奏でした。
途中、カプースチンの曲(演奏会用8つのエチュード)が使われていたのにはびっくり。この曲は一時期結構聞いていたんですよね。かっこよいジャズアレンジでした。この曲が聴けただけで満足。
リハーサルの様子。本番はもう大混雑で写真を撮っているような余裕なし。
■13:40-14:40 音文練習室13 庭ちゃんバンド
メインがリコーダーという非常に珍しいバンド。かつ、メンバ編成も弦楽器が入ったりしてクラシックの演奏会でお見かけする人が多いですね。そんなところに興味を惹かれていってきました。元々庭野さんとボーカルの田中さんのお二人で始めたそうですけど、今ではメンバもかなり増えていますね。
そしてなにより、自分達がやりたい曲を演奏する、というのが伝わってくるのが良かったです。
■15:20-16:20
ちょっと休憩してから改めて、時間を合わせて練習室に戻ってくると目玉だったはずの「Rio & Syuga」は急遽キャンセル、とのこと。無念です...ということで、場所を変更して、何度か行ったことのある長岡のジャズ喫茶「音食」のマスタが参加しているバンド「音食華麗衆」を観にいくことに。
■15:20-16:20 音文練習室8 音食華麗衆
このバンドは初めてですけど、平均年齢はかなり高め。また雰囲気はちょっとゆるい感じ(笑)、曲の前に「ここ、ピアノのソロ抜きで」なんて言っていたり(笑)。しっとりと聴きやすい音楽でしたね。
■16:30-17:30 音文ホール 敬和学園高校器楽部 JAZZ Honets
去年、全国大会で優勝した実績がありますね。トークではメンバはもう入れ替わっていますとも言っていましたが(笑)、いい経験になっているんでしょうね。
なんとなく非常に自信をもって、(いい意味で)かっこつけてパフォーマンスをしているという感じがしますね。堂々としていて観ていて気持ちが良いです。特にトランペット担当の男子生徒3人組がよかったな~。
■18:00-19:00 A7 フリービー
お名前はよくお見かけしますけど、聴くのは初めてです。ボーカルの野々村さんの非常に特長のあるキュートな歌声が印象的ですね。
ただ、全体としてはまさに「大人のジャズ」という感じですね。
※A7は暗くて写真なし
■19:30-20:30 A7 クシェロコパ
いつもどおり堤さんのボーカルが心地よいです。また選曲もコテコテのジャズではなく、唱歌とかJPOP(Perfumeとか)をジャズ風にアレンジというのも楽しいですね。
※写真なし
■22:00-23:00 フラッシュ 伊藤博昭トリオ+堤愛子
普段だとこの遅い時間まではいないのですが、なんとなくもうちょっと堤さんのボーカルが聴きたくて粘ることに(笑)。
前半はボーカルなしのピアノトリオ(ピアノ、ベース、ドラム)ですけど、各自のソロが明確で非常にかっこよいですね。また観客も非常にノリが良く、それに乗せられた格好でどんどん演奏が続けられます。正直、私としては後半の堤さんのボーカルがメインの目的だったところ堤さんの出番が減った形にはなってしまいましたが、ライブならではのそういった勢いというか、そういうのを体感できたのも良かったです。
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12:00から23:00までジャズを堪能しました。非常に楽しかったですね.....疲れましたけど(汗)。
(市内各所 フリーパス 1000円)