指揮:河地良智さん
開場数分前にりゅ~とぴあへ到着。なかなか長い開場待ちの列。とりあえずは私は列が折り返したくらいの位置でしたけど、最終的には折り返した列がさらにチケットカウンタ辺りまで戻ってくるくらいまで伸びたようですね。
今年は3年に1度の東京公演がある年。そういうこともあって今回は交響曲が2曲というなかなか力の入ったプログラム。さらにはプログラムノートを読んでいると、4楽章まである交響曲を1公演で2曲演奏するのは初ということです。
全体的にとても力のこもったいい演奏だったと思います。
もちろん、細かいところで「あらっ?」というところもなくはありませんけど、また「学生オケ」という贔屓目を抜きにしても、充分満足させていただきました。
前半の1曲目と2曲目の間でも全員が一旦退場して、改めて入場しなおすというように、
メンバも非常に多く(プログラムに記載のメンバだけでも総勢で150人くらいですし)、なかなか曲の割り振りだとか練習も大変かと思いますが、全体的にまとまりのよさを感じさせてくれました。
あとはやっぱりメインのブラームス2番。私でも知っている曲でしたけど、各ソロも決まっていましたし熱演でした。
終演時、河地さんへは花束が2つ渡されました。おそらくあの花束の一つは特にがんばっているのが観客席からもわかった 1stホルン の女性に渡されるのでは? と予想したのですが、ズバリでした。納得です。
アンコールも終わったあとの最後の最後、拍手に応えて戻ってくる河地さん。それでも拍手なりやまず、もう1回河地さんがステージに戻ろうとした辺りで、コンミスさんがご挨拶。ちょいとタイミングが合わなかった感じですけどそんなのもご愛嬌です(笑)。
年末の東京公演も盛会となり素晴らしい演奏となることを期待しています。
(りゅ~とぴあ 前売り 700円)
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また、この日はちょいと時間調整で県民会館で開催されていた「ジュニア展」を覗いてみました。幼稚園から中学生の皆さんの個性あふれる絵画がたくさん。なかなか面白かったです。