中央高校音楽科の皆さん
第2部にご出演の皆さん
筝:高倉七虹さん
サックス:青木菜々さん(伴奏:加藤優里さん)
テノール:中野太一さん(伴奏:松澤日南さん)
オーボエ:古俣友絹さん(伴奏:北野るなさん)
ピアノ:河野愛里さん
中央高校音楽科の定期演奏会。
夏の公演はコーラス部および管弦楽部としての発表会ですけど、この演奏会は音楽科を専攻されている皆さんの演奏会です。楽器専攻だったり、声楽専攻の人だけではなく、全員がオーケストラか合唱のどちらかに参加することになっているそうです。
※そもそも、音楽科の授業でも専門の楽器だけでなく、副科ということでもう一つ勉強されているそうです。
第一部はオーケストラ、および、合唱それぞれのステージ。
まずオーケストラは弦楽器はほとんどが中央高校に入ってから始めたということもあって、全体の統一感というか粗がないわけではありませんけど、充分オーケストラとしてまとまっていたと思いますし、「がんばれ~」と応援したくなる演奏ですよね。欲を言えばもう1曲くらい聴きたい気はしましたけど、この演奏会全体のボリュウムをかんがえると仕方がないのかな、とも思いました。
合唱の方はコーラス部は規模もレベルも新潟県のトップレベル(というか「トップ」といってしまってよいと思いますが)、ですけども、音楽科の合唱も普通(笑)に感動してしまいますね。素晴らしい歌声でした。
第2部は5名の演奏。
勝手な想像ですけど、おそらくこの定期演奏会にソロで出演というのは今年の音楽科の「顔」といえる人たちだと思うんですよね。
たとえば、ピアノの河野さんは春のロシアンメソッドの聴講生にも選ばれていましたし、中野さんはジュニアオケの団長でしたし、それ以外でもコンクールや演奏会で見たことがある方も多いです。そして、皆さん選ばれるだけのお見事な演奏でした。
演奏する音楽だけでなく、ステージ上の雰囲気や態度なども非常に堂々とした雰囲気をもっていますし、皆さんの服装が制服であることのギャップ(笑)がすごいです。
第3部はオーケストラと合唱の合同ステージで「メサイア」。もちろん抜粋ではありますが「ハレルヤ」が聴けただけでも充分です。「ハレルヤ」の曲自体がもっているパワーと、若い皆さんの演奏の相乗効果で本当に感動してしまいました。素晴らしい演奏ありがとうございました。
3年生はすぐに受験ですし(既に始まっている人もいると思いますが)、皆さんの今後のご活躍を本当に期待しています。そしてまた各種演奏会、特に中央高校の卒業生は「第○期」という形で集まっての演奏会も開催されていますから、そういった場所でまた演奏が聴けるのを楽しみにしています。
(県民会館 無料)