客演指揮:汐澤安彦さん
常任指揮:山内信英さん
新潟ウインドオーケストラの皆さん
実は新潟ウインドオケの公演を観るのは3年ぶり。他公演とかぶったり、前売りを購入していたにもかかわらず当日急用でいけなくなったり、と、なぜか日程が合わなかった(汗)のですが、久しぶりに見ることができました。
開場後13:00から「ロビコン」もあるというのは情報として入手していましたが、開場も13:00。少しはロビコン開始をずらすのだろうなとは予想しましたけど、本公演が13:30開始ですし、
ずれたとしてもそんなにはずれないのだろうな、とも思ってちょっと早めに会場へ。
開場15分前にりゅ~とぴあ到着。開場待ちの列はまだそんなに長くなく、ちょうどチケットカウンターの脇くらいの場所で待ちます。
ただ、その後どんどん後ろに列は長くなっていきましたね。
定時の13:00開場。入場にそんなに手間取っているわけではないのですが、まだ入場していないうちにロビコンが開始され(汗)、金管の華やかな音色が響き始めました。
ちょいと気持ちが焦る中、入場し、金管アンサンブルが響いている脇を通り抜け、本公演の座席を確保し、急ぎいつもの3階へ。
なんとか最初の金管アンサンブルが終わる前には落ち着きました。
ロビコンは金管につづいてフルート四重奏、そしてクラリネットアンサンブル。
フルート四重奏では魔女の宅急便のやさしい音色が響き渡り、クラリネットアンサンブルではメンバもサングラスや帽子を身につけたりしてダンディな雰囲気ですね。楽しいロビコンでした。
※でも、できれば開場を15分くらい早めて、開場~ロビコン~本公演までもうちょっと余裕を持てるようにしていただけたらな、とは思いました。
あとはロビコンで印象的だったのは専属のカメラマンさん。
観客のことはまったく気にしていないようで普通にメンバの前にも出てきますし、メンバの至近距離での撮影も。正直、ここまでいくと鑑賞する際に気になるとか、そういうのを通り越してすがすがしいというか、いさぎよさすら感じてしまいますね(笑)。
ロビコン終了後、座席に戻り全体を見渡しますけど2階、3階ともにステージ脇~奥のエリアにはお客さんを入れていませんが、全体的になかなかのお客さんの入りですね。
第1部は客演の汐澤先生の指揮で吹奏楽のオリジナル曲。
正直書けば、私はそんなに聴きなじみがある曲というわけでもないのですが、どの曲も素晴らしい。編成も新潟ウィンドオケさんは総勢60名くらいと充分だと思いますし、各パートの厚みというか迫力があって「あ~吹奏楽聴いているな~」と満足させてくれますね。
中でも個人的には「エルザの大聖堂への行列」がそんなににぎやかという感じではないのですが、じわりじわりと迫ってくるような感じに圧倒されたのと、あとはゴジラファンタジーがまた面白かったですね。最初は一部録音の音だと気づかずに音の出所を探してしまったりもしましたが、迫力あるゴジラのテーマはワクワクしますね。
第2部は常任指揮者の山内さんが登場。
ポップスステージとなっていましたけど、派手な演出は控えめで、曲目も吹奏楽の定番有名曲となっていました。よく聴く曲ではありますけど、いい曲で盛り上がるからこそ定番になっているというのもわかります。また指揮の山内さんは非常ににこやかで楽しそうな指揮をされますね。
今回は常任指揮となって初めての公演ということで定番曲ということもあったのかもしれませんけど、いい演奏でしたし、今後もまた楽しみです。
そしてアンコールでは再び汐澤さんが登場。山内さんはフルートを持ってオケに参加です。
(山内さんは第1部でもオケに参加していました)。途中、山内さんのソロもあったりしてアンコールも盛りだくさん。もうアンコールというよりは第3部という感じでした。
実際、第1部、第2部は4曲ずつだったのに対して、アンコールは5曲ありましたし(笑)。
昨日のメジューエワさんに引き続き2日連続でアンコールが非常に豪華という偶然にもびっくりしましたけど、最後まで本当に正面から吹奏楽の楽しさを堪能させていただきましたし、非常に勢いがありつつも骨太というかいい演奏会でした。
次の公演予定は来年の4月30日新潟市民吹奏楽団さんとの合同ステージとのことです。今後の公演も楽しみにしたいと思います。
(りゅ~とぴあ 1000円)
ロビコン:金管アンサンブル
フルート四重奏。
クラリネットアンサンブル