雨の絵&木の葉ぺたぺた:山口達己さん
スガマタさんでの渡辺さん市橋さん品田さんの公演に引き続いて、
画家でもあり写真家でもある山口達己さんの個展「雨と木の葉と」を見てきました。
今の期間はちょうど「heya銀花」さんと「蔵織」さんの2箇所で同時開催されています。
この2箇所は場所も至近ですし、今週は効率的に観ることができますね。
「heya銀花さん」が主に木の葉ぺたぺたの作品で会期が10/29~11/05(無休)。
「蔵織さん」が主に雨の絵で会期が10/20~11/8(水曜定休)
となっています。
私はまずは「heya銀花さん」へ。葉っぱぺたぺたの絵に癒されます。
山口さんご本人がいらっしゃり、いろいろと質問しながら見させていただきました。
やっぱりお話を聞きながらみるのは面白いですね。私の変な質問にも丁寧に答えてくれます。
また、途中ちょっと私の薄い記憶力を総動員して、ちょっと知ったかぶりをしてみようとして(汗)、
私「こういうのって、今までありましたっけ?」
山口さん「これは三方舎さんでの展示のときからありましたね」
私「(.....見たことがあるような、ないような??? と迷っている)」
山口さん「実はこれは今回新しくやってみたんですよ」
玉砕です(笑)。
でもまあそんなことを考えるのもよし、面白かったです。
記念に絵葉書を何枚か購入して、蔵織さんへ移動。
山口さんにも入ってもらって。中の様子はこんな感じで白を基調に非常に明るいです。
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蔵織さんへは実は先週もちょろっと覗いたのですが、そのときには時間があまりなかったので改めて今回はゆっくりと。こちらは葉っぱの絵もありますけど、メインは「雨の絵」がたくさん展示。
さら~っと軽く「ふむふむ」と見るのも良いですけど、今日は一作品ずつちょっと時間をかけて。原画も点描のようなものだったり、ある程度具体的な模様だったり。
原画と雨に打たせた後の作品を見比べて、どうやったらこんなふうになるんだ? と想像するのがやっぱり面白いです。
さらに蔵内には自主制作? の作品の本も展示されており、そちらもなかなか興味深いですね。全体的に結構じっくり時間をかけて見させていただきました。
これは完璧に戯言というか妄想の範疇になりますけど、個人的には、原画(の写真)と最終的に雨に打たせた後の作品をバラバラにいくつか展示して、原画と作品を神経衰弱みたいに紐付けてください、的なクイズというか余興をやってみたら面白いかも、なんてことは思いました。
もちろん、わかりやすいのもあるとは思いますけど、原画が点描の作品なんかは最終形がどうなるのか? なんていうのは山口さんご本人にも予想できないこともあるでしょうし。
こちらの会場ではハガキサイズの作品を購入してきました。
カレンダは先週に来たときに購入済みなのですが、こちらは普通にインテリアというか、お気軽に飾れる山口さんの作品集という感じで人気なのもわかりますね。
蔵織さんのギャラリーの様子はコンチェルトさんのブログにて。
「heya銀花」さんの白い雰囲気と、「蔵織」さんの古民家の蔵の情緒ある雰囲気との対比も面白いです。「heya銀花」さんの方が11/5まで、蔵織さんの方が11/8までとどちらもあと1週間程度ですのでお早めに。あとは本当に会場が近いですので2ヶ所両方みることをお勧めします。