ピアノの西尾レンさん、とソプラノの柳本幸子さんの
ジョイントリサイタル、という形。
そこに、チェロの渋谷陽子さんとピアノの栄長敬子さんがプラス。
ということで副題が
【ピアノと歌とチェロで贈るアフタヌーンコンサート】
ただ、プログラム構成上は、
(1) 柳本さん＋栄長さん
(2) 西尾さんのピアノソロ
(3) 柳本さん＋渋谷さん＋栄長さん
ということで、西尾さんと柳本さんの直接の絡みはありませんでした。
西尾さんはかなりのベテラン、というか大御所なのでしょうか。
まだまだ新潟の音楽界事情に詳しくないのでわかりません。
ソプラノというかボーカルつきの演奏会をまともに聴くのは
始めて（部分的にはありますが）ですが、やっぱり圧倒されますね。
それだけの専門技術なのでしょうけど、高音の伸び、声量もすばらしい。
お見事です。
また、柳本さんの立ち居振る舞いというか、貫禄もすばらしい。
歌っているときの緊張感のある表情と、
伴奏も含めて演奏が終わった瞬間に、
ふっと、表情が変わって観客席を見渡し、にこっと微笑む．．．
プロのパフォーマンスを見ているということを実感させてくれます。
私もちょっと前までは、吹奏楽メインでしたが、
ピアノを聴けばピアノのファンになり、ヴァイオリンとかチェロを聴けば、
次も弦楽を聴きたくなり、今日、ソプラノを聴けば、また次も歌を聴きたくなる
まったく、影響されやすい、というか優柔不断な性格です。
---
また、今日は上記の演奏会がメインの目的だったのですが、
時間調整に古町にいくと「古町どんどん」イベントをやっていて、
そこで、なんだかものすごい高音のボーカルが聞こえてきたので
覗いてみると、Yucca さんのストリートライブをやっていました。
柳本さんのソプラノもすばらしかったけど、Yucca さんも
ボーカルもまたすさまじいものがありました。
Yuccaさんはソプラノの中でもさらに高音部分がご専門らしいのですが、
すでに人間の領域を超えている（汗）感じがしました。
ただ、Yuccaさんは当然ですが屋外なので、雑音も多いし、
音響も悪いのでマイクを使ってのパフォーマンスでした。
また、商店街だし仕方ないのですが、
無神経なおばさんのゲラゲラ笑いの雑音もあり（ただの通りすがり）、
できれば、ちゃんとした環境で聴いてみたいと思いましたね。