まず土曜日の昼。
ソプラノ:柳本幸子さん
ピアノ :内田美果さん
新潟古町では有名なJAZZ喫茶の店「器」で、
スペインをテーマにしたコンサート。
いや~、柳本さんのコンサートはいつも売り切れる
(今回も1ヶ月も前に売り切れたらしい)けど、
やっぱり、すごいです。
単純にピアノの伴奏に合わせてソプラノの歌を聴かせる、
というのではなく、すべてがつながっているというか、
一連の物語を堪能しているような...
素晴らしい演奏会でした。
今後も、柳本さんのコンサートは早めにチケットを申し込まないと
チケットが売り切れると思うので、こまめに情報をチェックしよう。
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土曜の夜
笠原恒則さんと飯田万里子さんのチェンバロ二重奏。
私はチェンバロって、それを主役とした演奏を聴くのは
初めてでしたが、通常は古学というかバロックの演奏がメイン。
音色もなんとも間近で演奏しながら、
どこか遠くから聞こえてくるような、また、豪華なオルゴールというか、
なんとも特徴的。
まさしく、教会音楽というかそういったにぴったりの楽器。
ただ、今回はこれをあえて、普通はあまり演奏しないような曲を
演奏しようという試み。
前半は通常のバロック...これはこれで、安心感がありますが、
後半がピアノ曲から始まって、タンゴ、J-POP、そして最後はヘビメタ、
まで。
とってもバリエーション豊富な演奏会でした。
後半の曲は当然、チェンバロ用に編曲された楽譜なんてないから、
笠原さんがすべて楽譜を起こしたらしいです。
いやいや、その情熱と、その結果産まれたものに感動ですね。
私はチェンバロ経験値が少ないからこそ、逆にすんなり聞けたのかも。
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日曜日はAMちょいと仕事をしたあとで、午後から
新潟シューベルティアーデさんの演奏会へ。
ただ、これは単純な演奏会ではなく、
演奏する曲をいろいろ説明がしてもらえる、ということで、
ある意味異色な演奏会でした。
まあ、私は曲に対する知識はゼロですが、
普通の演奏会+特殊な試みということで興味半分で参加してみたのですが...
...内容は私には高度すぎる(涙)。
なにも予備知識し、この部分は「○長調、△短調?」とか言われても
まったくわかりません。
ちょっとつらかったです(涙)。
ある程度知識がある人にとっては、貴重な機会だったんでしょうけど。