ピアノ:西田遼太郎さん
楽しかったクラシックストリートもいよいよ最後です。
大好きな演奏家さんである野口さんと西田さんの公演です。
会場の練習室10は、直前の練習室12とは真逆で、広いし、白いし、ものすごい開放感がある部屋ですね。
野口さんは非常にシンプルな紺の衣装。
こんなことを書いたらしかられそうですけど....魔女の宅急便の「キキ」を連想してしまいます。私は好きです(笑)。
簡単な挨拶のあったあと、1曲目からドヴォルザークのソナチネ。
こういったちょっとお祭り的なイベントでは、挨拶代わりに有名どころの小品を演奏するのがある意味パターンかと思うのですが、
いきなり4楽章からなる曲です。ちょっと気合を感じますね。
お二人は今は違う大学院に進学されてしますけど、長年パートナーとして共演されていますし、演奏だけでなく曲間のトークなどからも息があっているというか安心感が伝わってきますね。
いいデュオだと思います。
野口さんは見た感じ、ちょっとふんわりしているというか演奏姿も舞っているような感じがしますし、演奏もどちらかというと、しなやかというかやさしい感じがベースとなって、そこにアクセントが付け加わっているような、
そんな感じですね。ちょっと他にない独特な雰囲気を持っていますね。
ソナチネのあとは、ヘスの「ラヴェンダーの咲く庭で」、そしてアンコールで締めとなりました。
素敵なヴァイオリンとピアノの音色を堪能して、満足です。
半日、フルでまわったクラシックストリート。
体は疲れましたけど本当に楽しゅうございました。
また、来年以降もず~っと続くことを願うばかりです。
(音文練習室10 19:30 開始 フル鑑賞)
終演後。気のせいかもしれませんが、野口さんは西田さんの方に寄っているのですが、西田さんがちょっと緊張しているような(笑)。