03/31 新潟明訓高校吹奏楽部 第20回定期演奏会 | いぽぽぽぱんぱのブログ

いぽぽぽぱんぱのブログ

主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

新潟明訓高校吹奏楽部
ゲスト:亀田中学校吹奏楽部

第1部ではファンファーレで始まり、過去のコンクールで演奏した曲でした。
特に片岡寛晶さんの「越後の歌~吹奏楽のためのファンタジー」は、明訓吹奏楽部委嘱作品とのこと。初演時には参考となる音源等もなく大変だとは思いますが、片岡さんご本人からも指導してもらったりしたそうです。それだけやっていれば、思い入れの深い曲となり、今後も明訓吹奏楽部の定番の曲となっていくのでしょうね。

また第1部および第3部では曲紹介等をプロジェクタで投影しながらの進行でした。
結構珍しいとは思いますが、今後は増えていくのかもしれませんね。

第2部はゲストの亀田中学校の演奏。
先日の文理高校の定期演奏会でも新通小学校のゲスト演奏がありましたけど、最近はこういうのが一般的なんでしょうかね、でも、イイコトだとは思います。

さらに、第2部の後半は亀田中学校と明訓高校の合同演奏で、ステージ上に人がたくさんでした。かなり窮屈そうでしたけど、それはそれでなかなか良いかな、と。
ただ、合同演奏は「365日の紙飛行機」でいい演奏ではありましたけど、あくまで個人的意見ですができればせっかくの大人数での演奏なので、もっと元気な曲というか、迫力のある曲を演奏して、大人数でのパワーを見せ付けて欲しかったかな、とは思いました。

第3部はプロジェクタで吹奏楽部での1年間の活動を振り返るという趣向でした。
中には西関東アンサンブルコンテストにも出場した木管八重奏の演奏もありましたが、さすが素晴らしい演奏でしたし、

途中、プログラムにステッカーが貼ってあるお客さん(20名)に記念のお花をプレゼントするという企画もありました(私自身はもちろんハズレでしたけど)。こういうのは初めてですね。斬新で楽しい演出だと思いました。

アンコールはジャズメドレーでSing Sing Sing で締め。
この曲で締めだとどうしても映画のスイングガールズを思い出しますね。
さすがに映画のように観客総立ちとはなりませんけど、客席まで降りてきての演奏で非常に盛り上がっての締めとなりました。

席も満席状態でしたし、いい演奏会でした。
これで春の各学校の定期演奏会も一区切りでしょうか。この時期はいろいろな演奏会が多くって、今年もそんなに行けませんでしたけど、やっぱり中高校生の若い人の演奏は観ていて気持ちが良いです。元気をもらえますね。

(音楽文化会館 無料)