02/14 奥村和雄門下生 第53回 小さな音楽会 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

ヴァイオリンの奥村和雄先生門下の皆さんの発表会です。

奥村先生門下の発表会は年に2回行われていますが、冬は個人の発表会になりますね。
今回は年中さん~高校生3年生まで27名が年齢順に発表で、最後にゲスト演奏で奥村愛さん、という内容。

それで、いつも書いていますけど、小さいお子さんも本当にレベルが高いです。

ぶっちゃけ、一般的なイメージだとヴァイオリンの発表会で小学校低学年くらいまでだったら、ちょっと音が外れたり、途中で止まってしまうお子さんがいても全然普通だと思うのですが、

奥村先生門下の皆さんはそんなことは全くないんですよね。
最初の礼から始まり、演奏終了時のキメも含めて演奏時の姿勢だったり、
皆さんちゃんとした「演奏」になっています。

入学前だったり小学校低学年の子でもそんな状態ですから、それ以上の皆さんになってくると、「みなさんの年齢に比べればいい演奏」なのは当然で、そういった年齢を抜きにしても単純に「素晴らしい演奏」をされる方が本当にたくさんですね。

以下、特に印象に残ったことなどについて。

・年長の近藤さん。年長さんの演奏姿をみて普通に「かっこよい」と思うとは思いませんでした(汗)。

・小1の後藤さん。正直、私は演奏曲の難易度とかそういうのはよくわかりませんけど、小1でバッハの無伴奏パルティータを弾くというのは普通でないですよね???
それがまたいい演奏、というのは凄すぎです。

・小6の畔上さん。演奏はもちろんですが、立ち居振る舞いとか表情とか雰囲気が非常に大人っぽいのが印象的でした。

・中1の大島さん。凄すぎです。本当に中1とは思えない見事な演奏。これは私が覚えていない(知らない)だけで、絶対になにか実績を残しているに違いない、と思ってちょっと調べてみると、前々回の第49回の県コンでは本選に出場され優秀賞を獲得されていますし、さらについ最近のコンクールでも全国大会に出場(3月)を決められているみたいですね。それも納得ですし、全国大会でも精一杯の演奏をして欲しいと思います。

・中1の村田さん。見事な「ラ・カンパネラ」でした。あとは演奏ではないですが、腰の下くらいまである非常に長く綺麗な髪が印象的でした。

・中2の近藤さん。過去に県コンで県知事賞の受賞歴もありますし、去年の県コンの50回記念のコンサートでもソロを担当していますし、最初からわかってはいましたが、演奏、雰囲気などなど、さすがです。ソロリサイタルでもできるのでは? なんてこともと思ってしまいます。まだ現実的ではないのでしょうけど、もし開催されれば私は喜んで聴きにいきます(笑)。

・高校生の3名、杉原さん、野村さん、石井さんはもう完全に大人の演奏ですね。石井さんと野村さんはジュニアオケのコンミス(コンマス)も経験されていますし、野村さんは直近の県コンの受賞者コンサートにも出演していますし。お見事でした。

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ただ、そんな素晴らしい皆さんの演奏を聴いたあとでも、ゲストの奥村さんの演奏はやっぱり一味違うな~、と思わせますね。
本当にプロの演奏だな~、と実感させます。

愛の挨拶、愛の喜び、愛の悲しみと「愛」シリーズを3曲と、ご自身が小学5年生のときにこの「小さな音楽会」で発表されたというクライスラーの「前奏曲とアレグロ」。
なんというか奥村さんらしい選曲だな~、と思いつつ、大満足の演奏会でした。

(だいしホール 無料)

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また、この演奏会の前に古町で開催されていた「食の陣」へ。
前日に続いて2日連続だったのですが、前日はスガマタさんへ行く途中だったので6番町~5番町側。そして、この日は7番町側へ。7番町は「新潟春節祭」ということで、中国の屋台やステージイベントが開催されていました。ステージイベントは少ししか見れませんでしたが、お面の早換え? や、綺麗な舞など、人だかりが凄かったです。

また、屋台も珍しい&美味しそうなものが多く、つい食べすぎました。